プラズマローゲンと認知症

みなさん、こんにちは。

 

本日は、プラズマローゲンのお話です。

 

今回は、最先端の医学的な内容です。

なかなか耳にする機会のない物質ですね。

 

プラズマローゲンとは、脳に最も多く含まれるリン脂質で、認知機能において重要な役割を果たしている物質なのです。


以下のような機能があるといわれています。


脳の抗酸化作用

脳神経の保護作用

シナプス神経伝達物質の放出

などです。

 

プラズマローゲン量の低下に伴い、認知機能の低下を起こすことが認められています。

 

脳内にあるリン脂質の構成成分のうち、32%フォスフォチジルエタノールアミンという物質が占めています。

その60%はエタノールアミンプラズマローゲンという物質です。

 

実はこの2種類の量を血液検査で調べることによって、アルツハイマー型認知症のリスクを調べることができるのです。

 

2007年の研究で、アルツハイマー型認知症を発症している人たちの血液中のエタノールアミンプラズマローゲンが、認知症ではない人たちよりも、有意に減少していることが報告されています。

 

認知症には大きく分けると4種類あり、日本ではアルツハイマー型認知症が全体の約70%を占めています。

 

将来のアルツハイマー型認知症の発症リスクを早めに調べることで、生活習慣の改善を心がけ、発症を遅らせたり予防することが期待されているのです。

 

今回は、最先端の医学的な内容をお話致しました。

 

早期発見のための検査法は日々進化しているので、またの機会に新たな検査法を御紹介していきますね。


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