歯周病の全身への影響

みなさん、こんにちは。


本日は、歯周病のお話です。


「りんごを食べると血が出ませんか?」


懐かしいフレーズですね。昔のCMで流れていました。


みなさんは歯科で歯周病の検査をされたことはございますか?


細いプローブという針状の器具を、歯の付け根の前面と背面に挿入して歯周ポケットの深さを測ったり、


X線や歯垢の検査をします。


歯周ポケットの検査で血だらけになる人は歯周病で歯ぐきに炎症が起きている可能性が・・・。


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軽度のものも含めると、成人の約70〜80%のヒトが歯周病に罹患していると云われています。


近年、歯周病が、誤嚥性肺炎、早産などの原因になることが明らかになり、


歯周病が単に口の中だけでなく、全身の健康を脅かす病気であることがわかってきました。


歯周病によって引き起こされる歯の喪失は、


咀嚼能力の低下、


野菜・果物・魚介類の摂取の低下へとつながり、


さらにこれらから引き起こされる低栄養が心臓病や歯周病の進行と関連するのです。


残存する歯が少なくなれば健康寿命に影響してしまうのです。


また、歯周病の改善が糖尿病の方の血糖コントロールを改善する効果も認められており、さらには


歯周病と動脈硬化にも深い関連性が確認されているのです。



歯周病や虫歯は、実は共通するのは細菌の感染なのです。


どちらも原因の根本には歯垢(プラーク)があります。


歯の表面や、歯と歯ぐきの境目にくっ付いている歯垢をこすって除去することで


歯周病・虫歯の治療や予防につながるのです。


正しいブラッシングが大事なので、一度、歯科で歯周病の検査や歯垢除去、歯の正しいブラッシングの方法を


教わってみることをお勧めいたします。

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