フィッシュオイルと心臓病

みなさん、こんにちは。


本日は、魚の摂取と心臓病のお話です。


魚の油が血液をサラサラにする、というお話はよく耳にすると思います。


脂質には


植物油や魚の油に多く含まれる不飽和脂肪酸


牛肉や豚肉などの脂に多く含まれる飽和脂肪酸があります。


ここで、あれ?っと思われた方、


さすがです。


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そうです。オイルには2種類あります。


常温で液体のオイルは、漢字で書くと「さんずい」の油。


肉類の脂は常温で固体なのです。


すでに魚のオイルは常温でサラサラなのですね。



さらに、不飽和脂肪酸には多価と一価があります。


多価不飽和脂肪酸は、ヒトが体内で合成できないため


食べ物から摂取する必要があります。


その中のオメガ3系が、EPA(エイコサペンタエン酸DHA(ドコサヘキサエン酸)です。


これら、炭素の鎖が長い、長鎖オメガ3系脂肪酸の摂取が、


心臓血管系の病気の発症や死亡に予防的に働くとの報告がたくさんあるのです。



日本で行われた24年間の調査研究があります。


EPAとDHAの摂取量別に4つのグループに分けて24年間、追跡調査が行われました。


すると、最も多く摂取していた人たちは、最も摂取量が少なかった人たちに比べて


心臓血管系の病気の死亡リスクが20%低く、


摂取量が多い人ほど、24年間での死亡リスクが低くなったのです。



医学界では


遺伝情報や生活習慣、環境要因の影響で


人種毎に異なる効果が出ることもあるので、日本での研究、というのがとても大事なのです。



魚のオイルを意識して、週3、4回は少なくともお魚を食べる習慣を心掛けましょう。








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