2026.05.31
ポジティブになれない自分を責めてきた人へ。まず「整える」だけでい
ネガティブなことを書いたら、どんどん暗くなっていく
──ずっとそう思っていました。
だって世の中、
「前向きになろう」
「感謝しよう」
「考え方を変えよう」
そんな言葉であふれているから。
もちろん、それで救われる人もいると思います。実際に、ポジティブな言葉に助けられた経験がある人もたくさんいるでしょう。
だから私は、ポジティブ思考そのものが悪いと言いたいわけではありません。
ただ最近、少し気になることがあります。
それは、
「もっとポジティブになればいいじゃない」
という言葉が、時々誰かを苦しめてしまうことがあるということです。
今にも泣きそうな人。
自信をなくしている人。
人生を変えようと必死に頑張っている人。
そんな人に、「ポジティブになろう!」を強く押しすぎると、逆効果になることがあります。
崖っぷちにいる人の背中を押したら、前に進むんじゃなくて落ちてしまうことがあります。
立ち上がれない人の手を強く引っ張ったら、肩が外れてしまうことだってあります。
本人は応援しているつもり。
いや、本気で応援してくれている。悪気なんてありません。
でも受け取る側は苦しくなる。
本気で応援してくれているのがわかるから落ち込む。
そして苦しくなった人がさらに落ち込むと、
「だからダメなんだよ」
「もっと前向きにならなきゃ」
なんて言葉が返ってくることもあります。
「そうだよね、、、うん、がんばる」
と思って私も踏ん張ってきました。
しかしやってもやっても勝手に負のスパイラル
「あ!今私ポジティブじゃなかった、ダメだこんなんじゃ、、、」
落ち込んでいく。
私はあれから3年経って今は
あの状態「ポジティブになろう!」はなんだか違うなと思っています。
なぜなら、
人はポジティブになれないから苦しいんじゃない。
自分の本当の気持ちが分からなくなっているから苦しいことも多いからです。
私は3年以上、ほぼ毎日ジャーナリング🖋をしています。
365日。ジャーナリング📒🖋をしています。
嬉しい日もあります。でも、腹が立つ日もある。悲しい日もある。「もう嫌だ」「無理かもしれない」そう思う日だってあります。
昔の私は、そんなことを書いちゃいけないと思っていました。
ネガティブなことを書くとネガティブな現実を引き寄せてしまうんじゃないか。もっと前向きにならなきゃいけないんじゃないか。そう思っていました。
でも今は違います。
むしろ書いた方がいいと思っています。
なぜなら、ネガティブは悪者じゃないからです。
ネガティブな感情は、自分の心からのサインです。
例えば、「仕事に行きたくない」と思ったとします。
その時に、「そんなこと思っちゃダメ」「感謝が足りない」「前向きにならなきゃ」とポジティブを被せても、本当の気持ちは消えません。
見えなくなっただけです。
でも、「私は今、仕事に行きたくないと思っているんだな」と認識すると、
なぜ行きたくないんだろう?
何がつらいんだろう?
何を我慢しているんだろう?
本当はどうしたいんだろう?
そんな問いが生まれます。

以前、こんな言葉を聞いたことがあります。
「自分のネガティブをしっかり認めて受け入れることができると、それは勝手に止まる。正体を掴んであげたら終わりなんだ。」
私はこの言葉にとても共感しました。
怒りも不安も嫉妬も、見ないふりをしている時ほど大きくなる。
でも、「私、今すごく腹が立ってるんだな」「不安なんだな」と認めると、少しずつ落ち着いてくる。
まるで暗闇の中にいた正体不明の怪物に懐中電灯を向けるような感じです。
正体が分かると、必要以上に怖くなくなる。
だから私は、朝でも夜でも、モヤモヤした時でも、まずノートを開きます。
不安。イライラ。嫉妬。悲しみ。自信のなさ。やりたくないこと。
どんな感情でもそのまま書きます。きれいな言葉にしようとしません。良い人になろうともしません。ただ、そのまま書きます。
文字にしないときもある、ぐるぐるぐるぐちゃぐちゃぐちゃ2歳の子どものように描いているときもあります。
すると不思議なんですが、少しずつ落ち着いてくるんです。
頭の中にある時は巨大な怪獣みたいだった感情が、紙に書き出した瞬間、「あれ?思ったより小さいかも」になることがあります。
脳科学の世界でも、感情を言語化することで感情の興奮が落ち着くことが分かっています。
だから私は、ポジティブになることを目標にしなくなりました。
大切なのは、今の自分を知ること。認識すること。そして整えること。
頭の中があらぶっているなら書く。
身体が疲れているなら休む。
姿勢が崩れているなら整える。
仕事が散らかっているなら整理する。
整える。ただそれだけです。
私は、本当に前向きな人というのは、いつもポジティブな人ではないと思っています。
落ち込む日もある。不安になる日もある。腹が立つ日もある。
それでも戻ってこられる人。
起き上がり小法師みたいな人。
私はそんな人が本当に強い人だと思っています。
だから今日もノートを開きます。
ポジティブになるためではなく、今の自分を知るために。整えるために。
整ってくると、不思議なことに見える景色が変わります。
無理やり前向きになろうとしなくても、「まあ、やってみるか」と思える日が増えていく。
ポジティブは頑張って作るものじゃない。整えた先に、自然と生まれてくるものなのかもしれません。
だからもし今、ネガティブな自分を責めているなら、まずはノートを開いてみてください。
「こんなこと思っちゃダメ」ではなく、
「私は今、こんなことを感じているんだね」
その一言から始めてみてください。
整うと、人生は少しずつ回り始めるからです。
一人で書き続けるのが難しいと感じる方へ。
毎週水曜日の朝、一緒に書く時間をつくるジャーナリング朝活もくもく会と言いましょうか☺「ごきげん整え部」を開いています。
書き方も問いも、全部一緒に整えていきましょう。
詳しくはLINEからどうぞ。
▶ https://line.me/R/ti/p/%40489uvkgx