2026.05.28
なぜ、目標を立てる前に「整える」必要があるのか
焦っているとき、頭の中だけで考えても答えは出ない。
寝坊したとき、あなたはどうなりますか?
「やばい、急がなきゃ」 「あれもしなきゃ、これもしなきゃ」 「どうしよう、どうしよう」
焦れば焦るほど、何から手をつければいいのかわからなくなる。結果、いつもより時間がかかる。
あれ、目標を立てるときも同じことが起きています。
頭の中があらぶったまま「よし、目標を立てよう」としても、出てくるのは焦りから生まれた目標。続かなくて当然なんです。
「また続かなかった」は、意志力の問題じゃない。
目標を立てるたびに「今度こそ」と思う。でも3日、1週間、1ヶ月。気づいたらまた、元の場所に戻っている。
そんな経験、ありませんか?
それ、あなたの意志が弱いんじゃないんです。
脳と身体が整っていない状態で目標を立てても、脳がその目標を「本物」として受け取れないから。
まず整える。それだけで、変わります。
理由① 脳のフィルター(RAS)が整うと、見えるものが変わる
人間の脳には「RAS(網様体賦活系)」と呼ばれるフィルター機能があります。
1日に約11万個の情報が入ってくる中で、脳は「自分にとって重要なもの」だけを意識に上げ、それ以外をシャットアウトしています。
あらぶった状態だとこうなります。
不安や焦りがRASを「危険探し」モードにする。目標より「できない理由」ばかりが目に入る。チャンスや縁が目の前にあっても気づけない。
整えるとこうなります。
RASが「目標に関連するもの」を拾い始める。同じ日常の中に、チャンスや出会いが見えてくる。「なんかうまくいく気がする」は偶然じゃなく、脳の変化です。
理由② 朝のジャーナリングが、脳とホルモンを整える
起床後90分は「コルチゾール覚醒反応」のピーク。集中力と意欲が一番高まりやすい時間帯です。
この時間に頭の中を紙に書き出すと、不安を司る扁桃体が落ち着いて、判断・行動を司る前頭前野が動き始めます。
うまく書けなくていいんです。「今日が怖い」でも「何もしたくない」でも、そのまま書く。
書いた事実が、脳に「整理した」というサインを送ります。
冒頭の「寝坊したとき」の話に戻ると、焦っているときに頭の中だけで考えていい方向に行くことはない。でも紙に書き出した瞬間に、不思議と落ち着いてくる。あれは、脳が実際に変化しているからです。
理由③ 姿勢が変わると、思考が変わる
思考だけを整えようとしても、身体がバラバラだと限界があります。脳と身体は双方向でつながっているからです。
猫背・前傾姿勢は「防御姿勢」。脳が無意識に「危険な状態」と認識して、不安やネガティブな思考が出やすくなります。
ピラティスで使う「胸式呼吸」は、肋骨を横に広げる意識的な呼吸。深くゆっくり吐くことで副交感神経が優位になり、過緊張や焦りが和らいでいきます。
胸を開いて脊椎が整うと、セロトニン・ドーパミンの分泌が促されます。「なんか今日調子いい」は気のせいじゃなく、骨格と神経系の変化です。

なぜ、目標を立てる前に「整える」必要があるのか
整えてから立てた目標は、「達成される」
ジャーナリングで頭が整い、ピラティスで身体が整う。その状態で初めて立てた目標は、「達成したい」ではなく「達成される」ものになっていきます。
整えない限り、進めない。整うと、人生は回り出す。
これは私自身が、何者かわからない時代を経て、ジャーナリングとピラティスを続けてきた中で実感してきた言葉です。
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目標の前に整える人|金子佳世
「やりたいことはあるけれど、尖がりきれない」
あなたへ
🖋️ 思考を整える|ジャーナリング
🧘♂️ 身体を整える|ピラティス・ボディケア
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