第2のアロマセラピーとして再び注目される芳香蒸留水とキッチン蒸留



(一社)日本アロマ蒸留協会
代表 河内です。





20世紀に入ると、石油から様々な
合成のものが産生されるようになりました。
現代社会においては、周りを見渡しても 合成のもので溢れています。


生活は、とてもとても便利になりましたが、
20世紀も後半になると
今度は、それらの代償として、化学物質によるアレルギーなども増加し
食品や化粧品・健康法など再度、自然のものが見直されるようになってきています。



 



 

そして、
環境問題として様々なものが見直される中、

世界的にも、芳香蒸留水もまた第二のアロマセラピーとして
再度注目されるようになってきています。

19世紀から 少しずつ衰退した芳香蒸留水に関しては、前回のブログで

お届けしましたが、
今、再度 世界的にも見つめなおされている芳香蒸留水。

 

ほぼ処分されていた芳香蒸留水も、様々な理由から、活用していくということが見直されています。

 

 



日本においても
各地で国産の芳香蒸留水の生産に取り組む農家さんや企業も増えてきていますね。


家庭用の手軽な蒸留器などもニッチな愛好家たちに好まれ
少しづつアロマセラピーやハーブを楽しむ方法の一つとして
広がりを見せてきているように思われます。



現代社会は経済的にも技術的にも大きな発展を遂げ、便利で暮らしやすい生活が実現しています。

 

その一方で競争社会や管理社会の中で、抱えきれないほどのストレスを感じている人も多く、

「ストレス社会」とも言われていますね。

様々なストレスケアの方法が、今やネットでも検索されますが、心の問題は、人によって対処法も変わってきますし、

ストレスの原因がなくならない限り、根本的な解決策を見つけるのはとても難しいと言われています。

 

気持ちの切り替えは、自分の意志だけではなかなか難しいからですね、

そんな中
「香り」はとても注目されています。

ただし 
「香り」というのは、脳が感知することでのみ、そのパワーを感じとることが出来るもの。

どんなにアロマセラピーの知識があっても日々の暮らしに生かせていなければあまり意味がありません。

 

ラベンダーの香りがリラックスすると知識を持っていても(ラベンダーの香りでリラックスされない方もいますがね)

実際、その知識は、手元で香りを感じられないのであれば、宝の持ち腐れ。

 

しかし、ラベンダーだけが リラックスの香りではありません。

身近な食材に、あなたを心から、ほっとさせてくれる香りが、あったりします。


まずは スーパーで自分を癒す香りを見つけてみるのもとても楽しいものです。


自分に必要な香りを、実は自分で日々作っていくのは、最大の心の癒しになる可能性も秘めています。



私たち 日本アロマ蒸留協会では、
もっと手軽に香りを生活にとりいれる暮らしを可能にする キッチン蒸留®という
新しい蒸留法を提案しています。




毎日、食事をつくるようにキッチンで蒸留をしていくと
香りを美容・健康へと最大限に
生かしていくことができるようになります。

キッチン蒸留®では スーパーで手軽に手に入る 野菜や 果物、そして
ハーブを蒸留していきますが、

一般的によく知られる
ローズウォーターや ラベンダーウォーターなどは
ほとんどハーブから蒸留されています。

キッチン蒸留においてもハーブについて 知っていると
より楽しく蒸留できますので
次回のシリーズでは
蒸留にむくハーブやその効能について
お届けしますね。

お楽しみに。

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