大学の講義の紹介

2009年から大学講義を持っています。

2つの大学で日本手話とアメリカ手話を教えています。

日本手話の方はずっと中級クラスを1クラス担当していましたが、

初級担当していた先生が定年退官されたので今年から初級も担当することになった。

週1にまとめて2つの大学へ行っていたが、新たな初級2クラス担当することで週2に。


初級は新たにテキストを作りました。

私は基本テキストブックは使いません。

自分で作ったパワーポイントテキストで授業を進めていきます。

相手は聞こえる学生なので私の声が通じないことがあります。


たくさん板書して説明します。↓↓↓中級クラス


日本手話と日本語対応手話の概念の違い。

いくつかのポイントを挙げています。

表現として日本手話は話し手主観であり、日本語対応手話は音声言語と同じく聞き手主観になります。

細い=体を小さく、顔にはほほをすぼめる。

太い=体(^^♪、頬は膨らます。

低い=目線は下

高い=目線は上

そのため、どれくらい細くて小さいのか分かる。

一方で 細くて小さい木だけだとどれくらい細いのか?低いのか?それは

聞き手の判断になってしまう。


それが視覚言語と音声言語の大きな違いの一つ。


手話の世界観 面白いですよ♪


今年初めて初級を担当して、

17年間で初めての交換留学生が2人入ってくれました。

まさしく異文化交流です。

手話はたくさん文化要素があるので、その留学生に時々「分かる?」と確認しながら

進めています(^^♪


↓↓↓初級クラスの板書

手話の間隔の暗黙のルール

それは視覚手話ならでのルール

ゆんみは一応8言語(読み書きも含めて)使えます。

以下のルールが分かればいくらでも応用ができます🍀







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