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便秘の悩み その2

便秘の悩み その1を読んでいない方は
バックナンバーからご覧くださいね。

下記の点も考えられますので、よろしければご参考にしてみてください。
1.悪玉菌が先に排泄されようとしていること
2.腸内の水分調整が上手くできていないこと
3.不溶性食物繊維が多い、または高脂質、高糖質な食事が多いこと
4.水溶性食物繊維が不足していて発酵し切れていないこと
5.生理前であること
6.一日の水分摂取量が足りていないこと
7.便秘薬で腸内の絨毛(じゅうもう)が溶けて無くなっていること
などです。

1.まずは、悪玉菌が排泄される場合は、初めの二週間ほどは排便が不安定になります。腸内バランスが変化して、一旦落ち着くまでは、約二週間の期間が必要となります。その後、腸内バランスが有用菌優位な状態に落ち着いていくには、最低でも三ヶ月~半年が必要です。まずは最低三ヶ月は、腸内ケアを続けて、ご様子をみていただくと良いかと思われます。

2.次に腸内ケアを始めますと、腸内の乳酸菌が増えて、有害な働きをしていた有害菌が減り始めますが、その際には、乳酸菌が増える場合に、水分をたっぷり必要とします。乳酸菌は水分を必要とするため、水分摂取は一日に2.5リットルの摂取は心がけてみてください。通常の女性の水分摂取量は、2.5リットルです。一気に水分摂取をすると、体には吸収できませんので、30分置きにコップ約1杯分(180ml程度)を飲むようにすると、しっかりとカラダに吸収できるようになります。お試しください。水分摂取量については、水だけでなく食事で摂取する水分量も含まれますので、合計で2.5リットル程度の摂取が出来ていれば良いかと思います。

3~4.食事内容は、野菜である不溶性食物繊維よりも、大麦などの水溶性食物繊維を優先的に主に取り入れて、腸内を発酵するように心がけてみてください。水溶性食物繊維の中でも、とても水溶性食物繊維を含んでいる食材には「らっきょう」があります。乳酸菌を摂取したあとは、ラッキョウを3~4個食べて、乳酸菌に水溶性食物繊維を与えることもおススメです。よろしければお試しください。他に主食である穀類には、「大麦」や「もち麦」などを一緒に混ぜて、召し上がっていただくだけでも、水溶性食物繊維を摂取することは可能です。その際に、麦などは消化吸収をより良くするために、長いもなどと一緒に召し上がる「麦とろご飯」にしていただくこともおススメです。よろしければお試しください。便秘のときは特に、食物繊維の摂取方法については、水溶性食物繊維と不溶性食物繊維と水分のバランスが非常に重要です。先ずは食物繊維のバランスを整えるように心がけてみてください。また食品添加物の摂取にも十分に気を付けてください。腸内ケアで乳酸菌を増やしても、乳酸菌は食品添加物や薬に対して、とても弱い性質を持ちます。すぐに死滅してしまうので、腸内ケア中は出来る限り、食品添加物は控えていただくと良いでしょう。また高脂質や高糖質な食事で、有害菌が増えます。乳酸菌のエサには決してなりませんので、乳酸菌を増やしても、有害菌を増やすエサを腸内に与えている場合は、逆に乳酸菌の増え方も変わりますので気を付けてください。くれぐれも腸内のバランスが有用菌優位のバランスに落ち着いて、その働きが安定し始めるまでは、できる限り食品添加物や高脂質、高糖質なお食事は控えていただくと良いかと思います。またこの機会に、食事内容の見直しもおススメいたします。

5.女性で毎月便秘になる方は多いのですが、この便秘の要因といたしまして、ひとつはホルモンバランスの生理現象もございます。便秘になると思ったら、実は生理前だったということはよくございます。その場合も、腸内ケアについては変わらず、コツコツと続けていただきたいと思います。生理が始まった途端に、大量に便が出始めることもよくございますので、生理前の場合は生理になるまで、様子を見ながらコツコツ腸内ケアを続けていただくのも良いかと思います。

6.水分摂取量につきましては、2でお答えした内容を、ご参考にしていただければ幸甚です。通常の人間の体内循環のバランスにおいても、水は2.5リットル、毎日失われております。失う水分量よりも、摂取量が下回る場合は、やはり圧倒的に水分量の不足が起こりやすいです。これから暑い季節になりますので、特に水分摂取量については、気を付けていただきたいと思います。

7.最後に便秘になる主な要因としましては、便秘薬の頻用によって腸内の絨毛(じゅうもう)が、溶けて無くなってしまっていることがございます。便秘薬で腸内細菌が死滅することはないのですが、腸内に生えている大変重要な絨毛(じゅうもう)と呼ばれる貴重な組織は溶けて無くなります。
特に便秘薬を頻用されている方の場合は、腸内も真っ黒に変色を起こしている場合が多いです。
サロンへのご相談でも、30年や20年などの便秘薬の頻用で腸内が真っ黒に変色してしまって、健康状態にも重大な影響を与えているという方がおみえになりました。実際に病院で腸内の検査をした際に、真っ黒になった腸内をみてショックを受けてサロンの商品を購入して、腸内ケアを始めた方もおみえになります。今までのご相談の場合は、まずは便秘薬の頻用を控えていただいております。酸化マグネシウムを頻用するのではなく、自然な成分である水溶性マグネシウムに切り替えていただくこともおススメしております。
水溶性マグネシウムであれば、元々人の身体に不足気味な成分でもありますし、また排便についても便を柔らかくしたり排便を促進する作用もあります。安心して摂取いただける成分です。どうしても便秘が苦しい場合には、是非、水溶性マグネシウムをお試しいただきたいと思います。そして便秘薬で溶けて無くなってしまった絨毛についてですが、こちらが再生するには、やはりお時間はかかります。溶けて無くなってしまったからと言って、二度と再生しないわけではございませんのでご安心ください。
ただ、再生してくる期間には、やはり便秘薬の頻用がどの程度の期間になるかによっても異なります。長く頻用されてきた方については、少なくとも半年~1年以上は、時間が必要と考えられています。しっかりと腸壁の下部に存在する免疫機能から整えていくことで、次第に腸内の組織も正常に整えることが可能となっていきますので、気長にコツコツと腸内ケアを続けていただければと思います。また30年の便秘の方は、半年~1年の間に便秘が改善しております。
ご参考までにお伝えすると、初めのうちは腸内は有害菌の温床となっている場合が多いですので、まずは有害菌優位から有用菌優位な状態に、腸内のバランスを変える必要があります。その際に、これまでの腸内環境の状態によっては、乳酸菌の摂取量も人それぞれに異なってまいります。30年便秘だったお客様は、10粒では便が良い状態で排泄されず量を増やして調整した結果、20粒程度の量が必要と分かったそうです。ですがそれも、初めの1~2ヶ月ですぐに落ち着き、その後は摂取量を半分の10粒程度に減らしても便が排泄され、良くなったとのご報告をいただきました。その後はさらに減らして、現在では毎日6粒程度で、便秘薬のお世話になることもなく、コツコツと毎月順調に、腸内ケアを続けられており、排便もみられるようになっているようです。また他に20年の便秘をされていた方も、10粒程度から始めて便の様子をみながら、乳酸菌の摂取量を調整されており、現在ではやはり同じように6粒前後で落ち着いて排便があるようです。

便秘の場合は、ひとつだけの要因が問題なのではなく、意外と様々な要因が複合的に重なっていることも少なくはございません。ですが、食事内容、水分摂取量、乳酸菌のバランス等をコツコツと整えていただくことで、変化していくことは十分に期待できます。時間はかかるかもしれませんが、諦めることなく、日々、腸内ケアをコツコツと続けていただけましたら幸甚です。」

頑固な便秘に苦しんで悩んでいる方は、思う以上に多くおみえになる現実があります。
ですが、私のところへご相談いただく方で、何十年も頑固な便秘だった方で、回復されていない方は、今のところ皆無です(^^)
諦めずに腸内の状態を、取り戻す方向性を選んでいただきたいと思います(^^)


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