【便秘のお悩み その1】

腸内環境については、
よーーーく便秘に悩まれる方が多いですね💦

私のところにもよくご相談があります。

本日もご紹介いたしますね(^^)

『ご担当者さま
こんにちは。○○と言います。
機能性乳酸菌を飲み始めて4日目になります。
朝夜4錠飲んでいますが、
はじめの2日は排便がありました。
そこから排便がありません。
20年以上便秘薬を毎日摂取していました。
ここ3年は4日以上便秘になったときに飲んでいます。
機能性乳酸菌の量を増やした方がよろしいでしょうか？
水分は1リットル飲んでいます。
お手数おかけしますが、
ご回答よろしくお願いします。』


「早速、ご質問にお答えいたします。
先ず、腸内ケアを始めていただきますと、初めの二週間程度は、便秘や下痢などを繰り返す現象が現れることは良くあります。

これは、腸内細菌叢（ちょうないさいきんそう）が、そのバランスに変化を起こし始めるからですが、便秘の際には《悪玉菌》と呼ばれる腸内細菌が、初めのうちは排泄されることも起きます。
その際には、黒くてかたい便が出やすくなり、また便秘にもなりやすくもなります。二週間程度、様子をみながら、乳酸菌の摂取量を増やしていただくことも、もちろん良いかと思われます。
また、腸内ケアを始められるときのお食事内容としては、野菜類が多めになりますと、実は逆に、便秘になりやすい傾向が出てまいります。

通常、便秘というと《食物繊維》が重要であると、一般的には考えられていますが、肝心なのは食物繊維でも《水溶性食物繊維》を摂取することです。
食物繊維には二種類ございます。
ひとつは、《不溶性食物繊維》と言われるもの、もうひとつは、《水溶性食物繊維》と言われるものです。

不溶性食物繊維の場合は、便のかさを増やすという特徴もあり、その増えた繊維質で腸壁を刺激することで、ぜん動運動を誘発することから便通を改善すると考えられています。ただし、不溶性食物繊維は、腸内の水分を吸収してしまうという特徴もあり、日ごろから便秘気味で腸内の水分調整に問題がある場合は、逆効果が起こることもよくございます。

便秘気味の方が、不溶性食物繊維を多く摂取することで、腸内の水分がさらに不足することになり、また便のかさも増量することでさらに便が硬くなって、便秘が益々強くなることもよく起きています。

酷い方は、腸ねん転が起こるなど、重篤な状態に陥ることも起きていますので、お食事内容には十分に気を付けていただきたいと思います。

腸内ケアで必要なことは、便のかさを増やす不溶性食物繊維よりも、水溶性食物繊維を増やして、腸内の乳酸菌の働きを促進して、《腸内を発酵すること》で腸内の水分調整を図ったり、便を柔らかくして、排泄を整えることにもございます。
乳酸菌が腸内を発酵するために、特に必要としている食材は、水溶性の食物繊維です。

今回、機能性乳酸菌で腸内ケアを始めていただいた際に、初めの頃に便が排泄されたことは、とても良い傾向です。
腸内で変化が起きている証拠でもありますので、ご安心いただいて腸内細菌叢（ちょうないさいきんそう）のバランスが整ってくるまで、そのままコツコツと、毎日の腸内ケアを続けていただきたいと思います。
ただ現在は、排泄がないということですので、便秘が起きている理由については、もう少し詳細についてお伝えしておきたいと思います。


長くなりますので、また明日以降で配信させて頂きますね。
明日以降もお楽しみに(^o^)

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