HEJをお掃除の洗剤として取り入れたことで、僕の人生は大きく変わった。

これは大袈裟ではなく、本当にそれまでの人生とは全く違うものになった。なぜそのような大変化が起きたのか、それを書いてみたい。

岡崎さんとの出会いで考え方が変わった

HEJ開発者の岡崎さんの話を聞き続けて僕の人生は大きく変わっている。岡崎さんは僕が今まで会ったことがないタイプの人だ。

まず最初に驚いたのは持っている情報の質や量。どうやって情報を取っているのか？会った初日に質問したくらい。そこから10年近くおつきあいさせてもらっているが、いまだに全容はわからない。しかし、常に何かしらを「探求」している人。本を持っていない時はないんじゃないかと思う。とにかく大量の情報をあらゆるリソースから、アンテナに引っかかったものを探査している感じ。

そして、そのような人がどのような頭の構造でものを理解して、発信しているのか、ずっと真横で見させてもらう時間をいただいた。情報がどのように変化していくのか、それをどう表現するのか、口で説明するのは難しいが、とにかくその変化の模様をずっと見てきた。

「どんつき思考」

「知ったものの義務」

「言葉が現実を作る」

などなど、僕の中の岡崎語録はいくつかあるが、岡崎さんに触れて本物の情報、つまりこれはインフォメーションではなくインテリジェンスということなのかもしれないが、とにかく情報には質があって、情報とはそれをつかむプロセスや情報源にどれだけ近づけるかとかそういうことが大事なんだなとわかってきた。

あとは世の中の道理や摂理やそういう根源的なルールというか、そういうものに照らしていろんなことを考えなくてはいけないということも教えてもらった。岡崎さんはHEJのことを情報発信する前に、もっと幅広に、奥深く情報を取っていて、自分なりの論理を構成している知識がある。だからHEJの話をしても、俯瞰した視点での話になり、例え話もわかりやすく、難しい話も理解しやすく話せるんだと思う。

2014年12月から8年くらいは毎月岡崎さんのセミナーを開催してきた。その間、月に１、２回は岡崎さんのセミナーを聞き続けてきて、勧められる書籍はできるだけ購入し（積読になってしまっているものも多いが、、、）、岡崎さんの選択して発信する情報に触れ続けてきた。そのため、岡崎さんの発信する情報と、全く岡崎さんの情報に触れたことのない人との情報格差が相当あることも理解できるようになった。

そのギャップを埋めるため、できるだけ縁ある多くの人が岡崎さんの情報に触れてもらえるように僕も情報発信をしてきた。その中で僕の思考も岡崎さんに鍛えてもらっていたんだと思う。

出会う人が変わった

これは人生が大きく変わる大きな要因ではないか。僕だけでなく、出会う人が変わって人生が変わった人は多いと思う。僕にとっては岡崎さんとの出会いがそもそも大きな変化をもたらしているが、それと同時に、僕が発信する情報が変わり、そこから出会う人が変わっていった。

岡崎さんがよく言っていたことだが、「登り始める方向は違うが、みんなアプローチが違うだけで結局目指すものが同じなら同じところに着く」というようなことを聞いていた。

その時はピンときていなかったが、その後だんだんわかるようになっていく。

例えば僕はオーガニックなハウスクリーニングを提供しようとして、「洗剤」の世界からオーガニックという道を歩み始めた。そうすると、マクロビとか、ローフードなど料理法でオーガニックの道を歩んでいる人たちとの出会いが増えていった。アロマやクレイなども同じオーガニックの道を歩いている人たちなんだと知った。自然栽培、無農薬栽培の農家さんたちもいた。自然療法に取り組んでいるお医者さんや治療家さんもいた。無垢材で循環型の家を作る工務店さんも仲間だった。

こういう人たちと出会って話すと、すごく話しが合った。向き合っている課題は同じで、提供している解決方法が違っているだけ。カバーできる分野はお互いに補い合うことができ、協力関係になれることもわかった。

そういう出会いが増えて、自分ができることはなんだろう？自分しかできないことはなんだろう？と考えるようになった。

働き方が変わった

「重曹は人を選ぶ。重曹に嫌われない人にならないといけない」

岡崎さんに最初に会った時に言われた言葉で、今でも肝に銘じるようにしている。

HEJを扱っていて思うことは、とても不思議なもので、扱わせていただけてとても幸せなことだと思うし、これを扱うにあたってふさわしい人間にならないといけないと思う。

仕事をする理由はもちろん生活していくためというのは誰にでもあると思うが、重曹に関わって僕の意識は変わってきている。

自分がやれることで周りの人に貢献しよう

今やれる精一杯をやろう

結果は天に任せよう

こんなふうに思えている時はとてもいい感覚だ。この感覚から外れて行かないようにいつも自分を戒めています。

これからも僕は重曹とご縁を持って仕事をしていきたい。そのために自分にできることは何か考えていこう。

いま僕はお掃除の現場が減り、HEJの情報発信やセミナーの開催の機会が増えている。お役目がそのように変わってきているからだと思っている。

僕の仕事の本質は、あなたに健康で快適な毎日を過ごしてもらうこと。それをHEJなどを通じて情報発信し、サポートすることだと捉えています。これからも多少の変化を繰り返しながら、HEJと共にいい人生を送りたい、そんなふうに思っています。