夏のアトピー対策(汗編)


6月末に梅雨に入ってからジメジメして鬱陶しい日々が続きますね。

この時期は本当にジワッとジトーっとした汗をかきますよね。


僕も比較的よく汗をかく方なので、夏以上に梅雨は「チーン…」となっております(笑)


これからの時期はアトピー性皮膚炎で悩まれている方は最も注意をしないといけないのが「汗対策」です。

皮膚には、マラセチア菌(真菌群)も常在しているのですが、汗をエサにした排せつ物が起炎物となってしまい、アトピー性皮膚炎の悪化要因になることを、広島大学が発表されています。


一方、汗が汗腺から出る際に、感染の脇にある皮脂腺を刺激することで皮脂も一緒に分泌されます。

そして、皮膚の表面で汗と皮脂が乳化(合わさる)されることで作られる皮脂膜は弱酸性でもあり、自分の身体で行うスキンケアとして皮膚のバリア機能をアップさせる働きを持っています。


この様に、汗はアトピー性皮膚炎の痒みにつながるマイナス面と、スキンケアの働きにつながるプラス面の両面を同時に持っています。

湿度が下がって角質層の水分蒸散量が増える冬の時期は、汗をしっかりかくことは、マイナス面よりもプラス面の方が強く出るのですが、湿度が上がって水分蒸散量が減る夏の時期は、汗はマイナス面が強く出ます。


また、マラセチア菌による痒みの連鎖は、感染症にもつながりやすく、ジュクジュクした肌の状態が見られやすい方は特に注意が必要になります。


汗の対策として、基本的な事は「拭き取る」です。

もちろん、汗をかかない、という対策も出来ないこともないのですが、その場合、猛暑の中では、エアコンなど湿度が低い環境下で長時間過ごすことになってしまいます。


エアコン自体は、空氣が乾燥しますので、マイナス要因も一緒に抱えてしまいますので、汗をかかない、という努力をするよりは、かいた汗をしっかり拭き取る事を心がけていただく事をオススメします。


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