見方は360度

久しぶりに時代劇映画を見てきました。


特に誰かのファンというわけでもなく、ただ何となく『これは見ときたい!!』と思って、わずかな時間の隙間を縫って映画鑑賞。そして『やはり見てよかった』となりましたので感想をだらだらとお伝えさせてください。


主演の俳優さんは「『覚悟』『人は何に命を燃やして生きるのか』といったことを演じながら考えていました。」


と言われていました。


確かに。


そして、見た感想はそれぞれ。置かれた立ち位置によっても違うのでしょう。


私は、『見方によって、正しさ(正義)は360度』なんだなあ。という事を感じながら見ていました。


主人公の清廉潔白さが、図らずも人を追い詰めたり傷つけたりすることもあるという事。


敵役が言った「水清ければ魚住まず」にも一理あり。


武士の本分と商人の本分も根底に流れていたような。


『自分が持っているほんのわずかの物差しで人を推し量ったりすることがないようにしないといけないなあ。

物差しの幅を広げたい。』そんなことを考えながら次の仕事に向かったのでした。


覚悟を決めて映画を作り、メッセージを届けている一流の大人の本気を感じ、出来れば本物の大人になり、本物の仕事を届けたいと思ったのでした。(年齢的には充分大人ですが(笑))


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