2023.11.11
目から鱗
目から鱗の言葉を思い出したきっかけは、眼鏡を変えたことでした。
拭いてもふいてもレンズが曇り、しまいには眼鏡をかけた方が見えにくいという事態に陥った私は、そこでやっと気づいたわけです。
これはレンズに傷がついてるんじゃないかと・・・
もう少し手前でわかってよさそうですが、言い訳をするとそのくらい多忙な中で暮らしていました。
善は急げ(もう遅いのですが)
昨日やっと眼鏡を変えました。途端!!「見えまーす!!」と眼鏡屋さんの中で、叫んでいました。
自分の目の曇りが大切なことを見えなくしているんじゃないか、と、眼鏡さんに教えていただいたわけです。
自家焙煎珈琲を提供している友人が教えてくれた、コーヒーは化学。
焙煎が進むにつれて酸味や苦みの出方が変わってくるかを知ると、より、コーヒーを選ぶ楽しさが増す。
コーヒーは奥深く、面白い。
これもまた、目から鱗でした。
コーヒーは化学なんて、少なくとも私は考えたことがなかった。
そういえば、お出汁は、イノシン酸(鰹節)、グルタミン酸(昆布)、グアニル酸(シイタケ)のうまみ成分の相乗効果でしたねってことを思い出す。
ならば、人が掛け合わさって起こされる化学反応はさらに奥深く、味わい深い可能性に満ちているに違いない。
なんてことを思い出した、眼鏡事件でした。