怒る人

怒る人

 

亡くなった父は怒りん坊でした。

子供ながらに、何かといえば怒る父をみて『うるさい人だなあ・品がないなあ・怖いなあ』などとかなりネガティブに感じていました。

 

父が亡くなったときに親戚の一人が「〇〇さん(父のこと)は人のことを芯から心配する人やったもんねえ。」と、言ってくださった方がおり、ちょっと嬉しかったのです。

嬉しかったというのは『父のことをポジティブに受け止め、理解してくれた人がいたんだ。』

といった感情だったように覚えています。

 

怒りというのは2次感情でその下に不安・心配・困惑・落胆・悲しさ・虚しさといった1次感情が潜んでいるといわれます。

 

振り返ると、父はいつも人のことで怒っていました。

誰かのことが一生懸命に心配だったんですね。今頃わかりました(遅い💦

そして、父に似ているといわれて自分を否定し続けた自分を少し見直すきっかけでもありました。

怒っている人を見かけたら、何か心配や不安ごとがあるかもしれないと受け止めるとよいのかもしれません。

また、自分が怒りたくなったら、怒らずに○〇が心配、〇〇と言われて悲しかったなどとネガティブな感情を表現する方が伝わり安いかもしれません。

 

そういえば『奥さんや彼女が怒っているときは泣いているときなんだ。』という名言をいったお笑い芸人さんがいました。

 

争うよりもわかりあえた方がハッピーですね。

 

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