苦手を苦手と言ってみる

苦手を苦手と言ってみる


「すみません。私猫がどうしても苦手なんです。」

同行した専門職が居宅訪問の直後、最初の言葉がそれでした。


実は私もずっと内心では思っていたけれども、職業柄言ってはいけないんだろうなと思って、ただひたすらに耐えてきました💦

私の場合は苦手と言うほどではないのですが、着ているものに臭いが付くと次の訪問がしずらいので訪問はその日の最後にすると決めていました。

多頭といっても数そのものより排せつ物や、動物のにおいが気になるお宅でした。

事前に伝えてはいたものの、思った以上だったらしく「毎月訪問されているんですよね。」とねぎらってまで頂きました。


冒頭の言葉にたいして、ご使用者家族の反応は意外なものでした。

「それだったら息子の家に場所をかえましょう。」と。

え?そんなにあっさりですか?


言っても良かったのね。

失礼にならない程度で、先方に相談してみることもありなんだなと今更ながら気づいたのでした。


居宅のケアマネジャーの場合、一人で居宅訪問してアウトリーチしているわけで、

他の人のやり方はほとんど見たことがないわけです。


何年やっていても、知らないこと気づかないことだらけだなあ・・・



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