デイサービス・デイケアの底力

デイサービス・デイケアの底力


介護保険が始まって、通所での支援で日中の活動場所を確保できるようになりました。

1つには家族の介護負担軽減が目的の部分があります。


ですが、仕事をしていて、通所サービスの認知症ケアの力ってすごいなあと感じることが度々あります。

大まかにいえば、デイサービスは通所介護で入浴やレクレーションなどを目的に利用します。

デイケアは通所リハビリと言って、リハビリの専門職が常駐して機能の回復や拡大を目的に利用します。


聞いていると認知症の方は、『何もしない』時間はある意味苦痛のようです。

『あれ?なにをしようとしていたんだったっけ?』『また忘れてしまった』と焦りや不安、出来なくなった自分を責めてしまう時間が多いようです。

ところが通所に行けば決まったプログラムがあって、戸惑ったらサポートしてくれる人がいます。

そしてなにより同じような課題を抱える他のご利用者とお互いに支えあえる側面がありそうです。


ピアサポート:同じ立場にある・同じ課題に直面している仲間としての支えあい。

これは本当にものすごく効果があると感じています。


じわじわと認知症状が進んでいた方が通所に定期的に通うようになっただけで元気になった(もちろん個人差はあります)

ケースも沢山あります。


どこの事業所も人材不足で大変なようですが、なんとか続けていただきたい。

切に願います🥰

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