先生(主治医)と人生会議について話す

先生(主治医)と人生会議について話す


蘇生や延命治療、緊急時の対応、経管栄養にするかどうか。

医学が進歩したらこその悩みが付きまといます。

そして、Aさんとそのご家族はたったいまその局面にいます。


ご本人様にはもうその判断力が期待できず、ご家族が決めないといけない時はさらに困ります。

家族は家族であり、家族としての気持ちしか持てないからです。

本人の意向を推察して・・・という厳しい判断ができるほど元気な時に話し合っていたかどうか。


いかに生きてどのような最期を迎えたいかなど、案外話し合わないものではないでしょうか。


「これはもう人生会議をしないといけないね」と言いながら

現場の悩みについてしっかりと聞いてくださる主治医。

「この先生で本当によかった。」と感じた瞬間でした。


最適な落としどころなどは見つからないかもしれません。

ですが、ご本人と家族の何かしらの道しるべになるようなそんな話し合いにしたいものです。


そして、そういえば母にどんな最期にしたいかといった肝心なことは何も聞いていなかったなと反省したのでした。

今度会ったら聞いてみようと思います。

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