流行の寿命と持続性の法則

流行の寿命と持続性の法則


友人と話しているときのことです。

ゲージツカ(芸術家)の友人Aが言いました。

「俺はもう、売れると決めた。」


すると、芸術家の友人を一番高く評価していて、一番大好きで、一番売れてほしいと思っている友人Bが言いました。

「えー、それはどうかな?急に売れると急に売れなくなるっていう法則があるんですよ。

 Aさんには長く売れ続けてほしいからもっとゆっくりでいいんじゃないですか?」


『あー、BさんはAさんのことを本当に大事に思っているんだな。』と感じました。

と同時に私もまったく同じことを思っていました。

『売れてほしいけど売れてほしくない』みたいな曖昧な気持ち。


売れる=有名になって、作品が売れる

芸術で身を立てるって本当に難しそうです。

だけどそういう人がいてもらわないと私たち庶民もなんだかつまらない。

かといって、食料品みたいに毎日買う物でもありませんね。

絵画や書など本当に値が張るものだと一生ものになってしまいます。


『流行の寿命はその流行が広まるのにかかった時間に比例する』と言われています。

長く続く流行は一時的な目新しさだけではなく、人々にとって本質的な価値や魅力を持っていることが多いと言われます。


そういえば、苦節何年と言ったアーティストは売れた後も長続きですね。

今はやりのミセスグリーンアップルでさえ売れるまでに10年かかったと聞きます(*_*)

もちろんいきなり売れて、長続きもしているという天才型もいるようですが。


いずれにしても、BさんはAさんの成功をとても願っていると同時に、幸せを願っているのだと思います。

どうしたらこの人が幸せになれるのか・・・

それを考えられるBさんはもうすでに幸せかも。


そして、Aさんはそう思わせる『何か』を持っています。

『何か』

愛されキャラ・本質的な才能・やっぱり人知れず頑張っている・常にポジティブなどなどたーくさんありますが、

やっぱりゲージツカであるからには、『作品そのものの魅力』という事になりましょうか。

この、『魅力』っていうのがまた曖昧で主観的でくくりようがないのですが・・・


売れる・成功するは幸せ論とセットなんだなあ🥰




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