プチ同窓会はマネジメント会議に

プチ同窓会はマネジメント会議に


先日高校の大同窓会があったという事を友人からのLINEで知りました。

「え?私たちお招きされてないけど」というと、「たまたま私が街中に貼ってあるポスターで知って出かけたのよ。」とのこと。

写真を見せてもらって俄然友達に会いたくなりました。


急に声をかけて集まった数人は本当に高校生の時には少しも勉強には身が入らず、なにか人生論みたいなことを夢中で語りあった仲間。

毎年恒例の雲仙合宿(ホテルを借り切っての勉強合宿)のときも、お菓子を持ち込んだり、スタンドで洗濯物を乾かしたりして罰をもらった・・・「あった、あった」と大爆笑で始まりました。

その当時きちんと勉強に励んでいた同級生は今や大学の教授になり、お医者さんになり、社長さんになっており

「やっぱりあのときから全然違う事考えてたんだよねー!!」と納得の自虐ネタ(笑)


そうは言ってもよくよく話してみるとみんなそれぞれの職場でトップランナーとなっていることがわかりました。

仲は良かったのですが、その後の進学や就職、結婚、出産などを経て会うことが次第に少なくなっていました。

本当に何年ぶりだろう。それぞれに人生の荒波を乗り切っての今、『やはり必然だよね!!』と納得の再開。


家族のことなどちらりと話した後は仕事のお話しどっぷり。

現場を経て管理職となり、経営を考える立場になった今『採用と育成問題』が直接経営と関係するという事がわかったという点に共感の嵐。


~以下、マネジメント会議の要約です(笑)~

ゆとり世代はゆとり世代の、悟り世代は悟り世代の教育を受けておりその考えかたは根底に貼り付いている。

学校の先生は批判を恐れてか、そこまで踏み込まず距離を置いた関係性。

そんな中で「思った以上に褒められた経験がないのよね。」「踏み込まれた経験もない」からどうしてよいかわからない。

「まず褒めてみる。認めてみる。」そこからしか始まらない。

踏み込まれる経験を繰り返していくと『絶対に変わらないだろうと思ったその人の中の、こんこんと湧き出るやる気の源泉に突き当たる。それを探すだけ。一度栓が抜けたやる気の源泉はあとは勝手に噴き出し続ける・・・』

事務職の人なんか、特に褒められ慣れていない。やっていることをきちんと認めたうえで『この数字の先に人がいることを感じてください。』と伝える。

赤字の組織を黒字に立て直した人の言葉は重い。


やばい、さすがです。

やる気の源泉を探す前に『あきらめかけていた私』がいます。

たまたま友人から届いた同窓会のワードにひっかかり、声をかけたら思わぬお宝がありました。

ターニングポイントなんだと思います。今の私にはとても必要な時間でした。


ありがとうねー🥰

また、会おう!!と言って組んだLINEのグループ名は『雲仙合宿』(笑)

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