R&A女性リーダーシッププログラム終了証いただきました

R&A女性リーダーシッププログラム終了しました。



R&Aとは、Royal and Ancient Golf Club of St. Andrewsのことで、英国ゴルフ協会のことを指します。ゴルフ発祥の地にある競技団体ということで

名実ともにゴルフ界を牽引するリーダー的な存在であり、現在採用されているゴルフの統一ルールを生み出したのも当団体です。

そのR&Aが主催する「女性リーダーシッププログラム」は、世界規模で実施されている非常に狭き門のプログラムです。

本来定員は24名のところ、多くの応募があったので選びきれず、50名に増やして私はその中の1人に選ばれました。

そして、ろう者が選ばれるのも初めてです。


そのため色々なことがありました。


まずは2021年、私は暫定世界デフゴルフ事務局になりました。

何もわからない状態で事務局を始めたタイミングで理事長のサイモンからこういうプログラムがあるから受けてみないかというメールが来ました。

私はまずはやってみようという気持ちはいつもありましたから、断らずに申請してみました。

情報保障がないとついていけないのでその用意をお願いしますと伝えたが、R&A側からは自分で用意して欲しいと。

その時は自分なりに用意するつもりでいろいろ当たりました。そもそも英語を聞いて日本語手話で通訳できる人は限られています。

まして、イギリスと日本は時差9時間ある。通訳依頼するには最低限1か月前にしないと確保できません。

前にもって日程が分かればいいのですが、たいてい1週間もしくは3日前に連絡が来るのでこちらで賄えません。

その当時は何もできなくて断念しました。


2024年7月11日。ちょうど1年前ですね。

世界デフゴルフ連盟理事長サイモンからこのプログラムがあるけど、受けてみないかというメールが来ました。

今回は事務局3年経験した私は迷いはありません。確信をもって申請しました。


2024年8月13日にThe R&A Women in Golf Leadership Development Programme – Cohort 7 Project – Breaking Par: Unleashing the Potential of Women in Golf

があるので参加してみますか?という連絡が来ました。

即返事しましたが、手話通訳をつけることを条件にしました。

手話通訳は私が準備するのではなくR&Aが準備して欲しいとお願いしました。こちらで手話通訳確保するのに最低1か月前までに日程を確定して欲しい、そうでなければ

R&Aが手配してください。最悪、字幕を付けて欲しいとお願いしました。

国際手話かアメリカ手話でも問題ないか?と聞かれたけど私はどちらも問題ないが、アメリカ手話のほうが助かると返事しました。

待てど暮らせど返事かないままそのイベントの前日にアメリカ手話通訳者を確保しましたという連絡が来ました。


おかげさまでそのZOOMワークショップには6人が参加していま問題なく問題なく終わりました。

いろんな背景のいろんな国の意見交換は有意義なものでした。

ゴルフ界における女性の位置向上や環境改善するにはどうしたらいいかという内容で

私からは「ファーストペンギン」を例えにしたら、みんなにインパクトを与えたようでした。


本来なら9月13日に選出発表のはずだったのに、また同じく待てど暮らせど一向に連絡が来ません。

忘れたころに10月14日に1通のメールが来ました。

I’m delighted to inform you that you have been accepted on to the Women in Golf Leadership Foundation Programme and your place is secured for 2025.

それからいろんな申請を進めました。


それから、情報保障が必ず付くことを条件にしました。そうでもしないと参加しても何を言っているか分からないからです。

8月の1日イベントに付けてもらった手話通訳者が私のパートナーとして参加することに決定しました。

ワークショップは全部で6回あり、2025年1月からスタートしました。

3時間のワークショップなので手話通訳者は2人制で進めました。

ずっと耳が聞こえないから必ず情報保障として手話通訳がつくことをお願いしていたのに…

1回目のワークショップの後にコーチイングが付きますと言われた時はもうすでに手話通訳の準備があると思っていたら、

何も用意していない‼‼‼‼


コーチイングの人が手話できるのなら問題ないけど、できないのなら手話通訳者がいることが条件です。

文字起こしを使ってもいいけど、私からの返答はチャットでタイプしないと追いつかない。

やはり、ろう者に慣れていないのかわかる。ずっと同じことを言っているのに…

コーチイングするのにやはりコストがかかってくるのでどうするかになって、なかなかコーチイングセッションが始まらない。

結局は連盟がその費用を賄うことになり、遅れてのコーチイングセッションが始まりました。


コーチイングしてくれた人は素晴らしい人でしたので、安心して相談できます。

安心感というか信頼感があるのはとても大事ですね。


ワークショップはイギリス時間で9時から12時まで。こちら日本時間では1月から3月までは18時から21時までだったけど、

イギリスはサマータイムというものがある。4月から17時から20時までという時間帯でした。

私は大学講義を持っており、大学から帰ってきたらすぐパソコンを開いてワークショップに入る流れでした。

ワークショップする前に課題を読む必要があって、もちろん英語なので久しぶりにフル回転。

ノートに書いてまとめてワークショップでグループディスカッションできるように準備してきました。

大学2コマ講義した後に帰ってすぐにワークショップを受けるのはしんどかったです。

お腹が空いているし、一日の終わりに英語のワークショップはとてもきつかったですね。

6回のうち1回、体の調子が悪くて、話が何も入ってこない日がありました。

お休みして、のちに録画してもらったものを見直しました。


1月の最初のワークショップはもちろんみんな緊張して、どのように進める?どんな人がいる?

自己紹介を進めていくうちに、聞こえないことを説明し、そのために手話通訳者がいます。

そして話すタイミングもお願いしました。一人ずつ喋ってもらわないと誰か何をしゃべっているか分からず

私だけが取り残されてしまう。

各自の紹介で、私の番になったときデフリンピックのことを話しました。

誰も知らない、聞いたことがないということでしたのでPR して、聞こえない人がいることを知ってね(^^♪


グループディスカッションが多く、何度か顔負わせしていくと

みんな慣れていって、私のタイミングを待ってくれるようになりました。

そこから少しずつ心が通じてきたように思います。


半年があっという間に過ぎて、最後のZoomが7月3日でした。

3時間のうちに半分の1時間半はこれまでの振り返りを一人5分以下の長さでプレゼン。

そのプレゼンに各自のラインマネージャー、コーチが参加して見守りました。

同級生は全員11人います。

発表方法は自由でしたが、私はPPTを使ってプレゼンしました。


大きなカブを例えて話しました。とても好評をいただきました(^^♪


残りの1時間半は受講生と先生が残って最後の振り返りをしました。

何人かは感情的になって泣いた人もいらっしゃいました。

もうみんな家族になっています。3時間*7回だけだけど心はつながっています。

ずっと画面通しての付き合いでしたが、今度は実体で会うことを実現しよう(^^♪

ずっとDeaflympicのことを話していたから、みんなで会うとしたら日本で(^^♪

という合言葉になっちゃいました。それはとてもうれしいですね




色々ありましたが、無事にすべての過程を終えることができてほっとしました。

R&A,コーチ、手話通訳者、同級生の皆様お世話になりました ありがとうございました。


次のステージは如何に?









第28回日本デフゴルフ選手権 一覧 指文字「あ行」から「わ行」まで完成しました(^^♪