ペースを合わせる

ペースを合わせる


先日の日本ケアマネジメント学会のシンポジウムで聞こえてきた『相手のペースに合わせる』というフレーズが私の中でグルグルしています。


ソーシャルワークにおいてクライアントのペースを知り、それに合わせることはとても大事だという事は、これまでもわかっていたつもり。

だがしかし、わかってはいても私はそれをどのくらい意識して、どのくらい実践に移せてきただろうかと振り返ります。

私たちにとってクライアントはご利用者やご家族だけでなく、一緒にチームを組む事業所さんを含みます。

ケアマネジャーはアウトリーチが仕事です。

ケアプランを通して実践を依頼するという形になるわけです。

すると当然事業所にもそれぞれの風土だったりペースがあるなと改めて考えたのでした。


私自身はとてもせっかちで、秒で答えを出して、すぐに取り掛かりたいと思うタイプ。

じっくり時間をかけるタイプの人を見ると羨ましいとも思いますが、到底自分には無理だなと感じます。

これまで仕事を通しても、本当に様々なペースがあると感じてきました。

そして、ペースを無視しては物事は進んでいかないという事も学んできました。


何となくの引っかかりを残した『ペースを合わせる』ということをAIさんに尋ねてみましたら膨大なレポートが帰ってきました💦

~以下AIさんより~

『ペーシング』は心理学に根差した非常に効果的なコミニケーション技法であり、話し手が意識的または無意識的に、自身の話し方や行動を相手のペースに合わせることを指します。この技法は『ラポール(信頼関係)』の形成の核となる要素であり、より深い人間関係と信頼を気づくことを目指します。・・・つづく


つまり、ペースを合わせる事で『わかってもらえている』という気持ちになってもらう。ことができそうです。


そういえば、難しいなと思った事例がなんとなくほどけてくるときって自分が『待てた』時のように思います。


ムム、ムムム 深い。

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