多頭飼育問題は悩ましい

多頭飼育問題は悩ましい


初めはほんの気分転換。猫は好きだし、楽しみを持つのもいいだろう。

あるいは、埋まらない心のモヤモヤを埋める対象が欲しいといったきっかけなんだと思います。

ところが最初は夫婦2匹が子供を持ち、親子で6匹。子猫はあっという間大人になってよくよく見たら日ごとにお腹が大きくなって、ある日家族は10匹に・・・


避妊手術の費用が負担・・と思っているうちに対象の猫が増えて、さらに経費が掛かるようになってくる。

こうなるともうご自分たちでは解決が難しくなってくるわけで、なんだか出口が見つからない。


時々こういったご家族に出会います。

兎に角、”最初に手を打つ”これが必須なのですが、ケアマネジャーの立場ではご家族のペットの避妊問題まではなかなか言及できず、傷口が大きくなっていくのです。

あるいは、なんとなくリスクを感じて思い切って助言しても「はい、はい」と聞いていただけるのですが、実際に避妊や里親を探すと言っても結構手間がかかり仕事を持っているとソウソウ時間も取れないとなって、本当に悩ましい問題となってくるわけです。


困りに困って地域包括支援センターや市の福祉課に相談するわけですが、助成金などもなく飼い主の責任で行うという事です。(具体的なマッチングサイトや動物病院など教えていただいて助かりました。)


梅雨時になり、換気も難しくなっていよいよ室内の清潔が保ちにくくなる。

ご本人のためにもご家族のためにも、そしてかわいいペット君たちのためにも何とか早く解決したい。

本当に悩ましいナヤマシイ。


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