適正価格

適正価格


お米の値段が高いという事で騒動になっています。

お米には限らないのですが、なんでも高くなっていますね💦

外食すると特にびっくりします。


我が家でお米を一番炊いていたのは長男が野球部でバリバリ運動して、長女は運動はしていなかったけどバリバリ食べていた頃でしょうか。

30キロのお米があっという間になくなっていました。

10キロずつ買うとさらに割高で、しょっちゅう買わないといけないので30キロ、茶色の頑丈な袋に入ったのをえっちらおっちら、母は強し、家族のためならえんやコラで運んでいた頃が懐かしい。

それでも、30キロ安くを近所の農家さんから譲ってもらうときなど8000円~9000円くらいだったように覚えています。

となると、10キロ3000円くらいですか・・・

今や5キロが5000円近くしたりする。そりゃ高いですよね。


最近は農水大臣が交代して5キロ2000円!!とぶち上げている。

もうこうなってくると適正価格というものがわからなくなります。


以前、「奥さんが1円でも安くものを買おうとすると、それだけご主人の会社が倒産に近づくと思ってください。」

といった経済評論家がいて、わかったような難しいような気持ちで聞いていました。

流通なので、一円でも安く消費者が買うとなったとき、どこかで安く買いたたかれている業者がおり競争に拍車がかかる。

という事らしいのです。


備蓄米が5キロ2000円。消費者としてはそれが出るまでお米はなるだけ買わないでおこうなどと思ったりしますが、

米農家さん、お米屋さん、それぞれの立場でどう受け止めるのでしょうか。

5キロ2000円が基準になってしまうとそれはそれで不都合もあるのでは・・・などと余計な心配が浮かぶ。


1971年から2017年まで日本は減反政策をとってきました。

生産過剰状態のコメ生産量を消費量に合わせることでコメを作ると赤字になる状態の発生を抑制させる”農業政策”であるとあります。


子供のころ「ゲンタン・ゲンタン」とテレビが騒がしかったのをよく覚えています。

その政治判断は正しかったのでしょうか?

いったい誰がその恩恵にあずかったのでしょうか?


日本の迷走は続き、少子高齢化・物価高といった本当に先行き不透明な今日この頃です。


が、嘆いていても始まらない。

今日は今日とて、それなりに生きていきましょうか。

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