専門職からの相談について

専門職からの相談について


個人事務所を開業と同時に、相談チケットという形で専門職からの個別の相談を受けるようになって4年が過ぎようとしています。

最初はニーズはあるのかしらと半信半疑なスタートでした。

件数はそんなに多くはありませんが、ボチボチ相談を頂けるようになり、結果のようなものがついてき始めたなと感じています。


団体を対象の研修会とは違い、個別の相談は『気づきの事例検討』のような『スーパービジョン』の要素があったり

時には自分と向き合う『自己覚知』の部分がある方もおられます。


相談者は職場や地域の中で解決策が見つからず、モヤっとしたものを抱えて相談に来られます。

直接の時もあれば、オンラインの時も。その時のお相手のニーズに対応するようにしています。


『スーパービジョン』と唱ってしまうと世の中にはそれぞれ専門家がおられ、「厳密にいうとそれはスーパービジョンではない」

といった論争になりかねません。また、先生によっては「自己覚知にはいかない方が良い」と言われる先生もおられて正解のようなものが難しい分野だなとも感じています。


私の場合、事例の解決そのものよりは相談したことで相談者が元気になれる、もう一度この仕事あるいはこの事例に向きあってみようと思う。

最後に吹っ切れた表情で終わることが目的です。

自己覚知にいざなわなくても相談するうちに自分に向きあい、『課題は自分の内側にあった』ことに気づかれる方がほとんどです。


しばらく時間が経ってから、「先日相談した事例、今のところ順調です!」といったご連絡をいただくと、『やってよかった』とこちらも一安心🥰

また、いきなりそうはならなくても時間が経つにつれてじわっと結果が出ることもあります。

実は、相談を受けている私が一番勉強させていただいているのです。

相談者はほんのちょっと前の自分の姿だったりもするので・・・

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