家族の思い

家族の思い


認知症が進んだり、病気が進んだりして考えたくはないけれど人生の最後の方に向けて覚悟を決めていかないといけなくなる時期が来ます。

それは誰にでも訪れる物語の最終段階なのですが。


ご家族によっては、その段階になってもまだ少しでもリハビリをたくさんしてほしい。

と、リハビリを優先順位の最上位に上げる方がおられます。


立場上、ついつい

「リハビリは大事です。どのステージでも大事です。

ですが、やはり優先順位というものがあります。緊急時の体制をどうするか、延命治療について決めていかないといけない時期なんですが。」と言いたくなる。

なぜ、家族はわかってくれないのだろうと思う事も実はあります。


でも、それが家族というものなんですね。

現実は見てるけど見たくない。別れの日が来るのはわかっているけど今はまだ先と思いたい。

それが、家族なのでしょう。

そういう家族の気持ちも大事にしないといけないんでしょうね。

リスクマネジメントとの板挟みです。

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