あと１℃

経営の神様といわれる稲盛一夫氏のお話で「あっ」と思ったことをお伝えしたいと思います。

『氷はね、－10℃から－５℃になっても変化しない

－５℃から０℃になっても変わらない。

ところがどうだろう、０℃から1℃になったら、解け始めて水になりますね。

０℃まで頑張っても変化がなかった時点でたいていの人はあきらめる。

でも、もしかするとあと１℃頑張ると変化し始める。

そこまで待てるか、あとひと押しを頑張れるかどうかで結果は随分違う。

水面下ではそうとうな変化があっていても表面上では変化が見えにくい。

あとひと押しをあきらめない心が大事』

といったようなことだったと覚えています。

ムム、ムムム・・・

私ごとでもあとひと頑張りできたことで次のステージが表れたこともあれば

あとひと頑張りができなかったことも沢山ありました。

あとひと頑張りを分けたものは何だったのかな・・・

『思い』のような気もします。

そのことやその人を思う『思い』

大事さと言いますか。

あきらめようにもあきらめられない。何が何でもやり通すほかに選択肢がない。

と思えたかどうかだったように思います。

もちろん偉大な経営者とは比べるまでもありませんが。

私たち一人ひとりにもそんな分水嶺のようなものがあるように思います。