2025.06.05
大阪市西淀川区で門扉の修復及び塗装をさせていただきました。
大阪市西淀川区で、腐食で穴の開いたスチール製の門扉をアタックSPB工法、腐食補強システムで修復し、塗装させていただきました。
両面の取っ手の横に穴が開いていてましたが、これは取っ手を新たに交換された時に隙間が生じて、中に水が溜まって内側から腐食が進行したという状態でした。
穴の開いた部分にアルミ補強テープを貼り付け、その後にソンソラテープを貼ります。
樹脂を塗り付けて接着させます。
そしてポリパテでテープの凸凹を平らに均します。
ポリパテを2回ほど付けて均し、硬化後に耐水ペーパーで研磨します。
これは腐食している部分や穴の大きさで仕様は異なりますが、今回の場合は穴が開いていましたが、特に強度は穴の部分だけを確保するというだけで済みましたのでポリパテで均して下地は完了しましたが、強度が更に必要な場合は弾性エポキシ樹脂を使用しています。
今回、隙間が生じて浸水していた部分がこの写真の部分になりますが、ここから浸水しないようにノンブリードの変性シリコンを打ちました。
1日目はここまでで作業を終え、シールをしっかり乾燥させます。
シールは最低でも2日、冬場でしたら3日以上は乾燥させるのが良いと思います。
2日後にポリパテをした部分にエポキシ樹脂さび止めを塗布します。
密着性を高め、素地調整も含める為にこの工程は必須となります。
補修部分を塗装します。
今回は門扉全体を塗装しますので、最後に全体を塗装します。
全体を塗装して完成です。
今回は塗り替えをして2年程度で、特に門扉に錆びもなく塗膜も劣化していませんでしたので、全体にさび止めは必要ないと判断しましたので、研磨して塗装しましたが、表面が劣化してチョーキング(粉化)して塗膜が傷んでいる場合はさび止めが必須となります。
弊社は今回のようにスチールの階段、手すりなどが腐食している部分の修復をして塗装をさせていただいてますが、鍛冶屋さんに溶接をお願いしないで塗装工事の作業の一環として施工していますので、コストを下げる事が出来ています。