共感力

共感力


相談援助の仕事をさせていただいているときに必要な力の一丁目一番地に『共感力』があります。


共感力とは:他者の視点に立って理解しようとする力

情動的共感性・・相手の情動や感情をみて写し取る

認知的共感性・・相手の情動や感情を写し取ることなく相手が悲しんでいると理解する


などなど、理論的に突き詰めるとこれ自体がとても深くなってしまうのでここは日常的な感覚で伝えたいと思います。


まずもって、自分に置き換えたとき、共感してもらえない人にはなかなか心は開けないですね。

せめて、否定はされたくない。

そして理解はできなくても理解しようと努めることはできますね。


共感が必要な時壁になってしまうもの

それは、自分の価値観や常識

生まれ育った環境の中で培ったものもあるでしょうし、職業的な倫理観など私たちが無意識に持っている見方や考え方のフレームという物差しがあります。


どうしても気が合いやすい、波長が合いやすいと言ったものはありますが

職業的にスキルを上げるという事はそこで自分をコントロールして職業的な私の視点を持ってみる。

ありのままのクライアントを受け止めようとしてみる。


難しいですね。

これが職業人としての階段を上っていくという事だと思います。

そうすると、苦手感が少しづつ減っていくような気がします。


百人百色。世の中にはいろんな価値観があるのだと改めて気づかされます。


まだまだ私も修練中です💦


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