卒寿

卒寿


母がとうとう卒寿を迎えました。

めでたい!!


私が赤ちゃんの時に危篤を告げられた母。

父は男手一つで私たち兄妹を育てる覚悟をしたというエピソードを持つ母です。

父は84歳でなくなりましたから、母が亡くなることを覚悟した父よりはるかに長生きという事になります🥰


本当に、人生何があるかわかりませんねー。

90歳になっても母は元気で杖はついていますが自分で歩いて、自分で食べて、自分でトイレに行っています。

父が亡くなった後も少しも元気がなくならず(笑)です。


「お祝いは何がいい?豪華食事?」と尋ねてみたら

「デイサービスに行くときの洋服が欲しい」と躊躇なく答えます。

「食べると言ってももうそんなには食べられないから。」


若い時からなにかイベントのたびに『何を着るか』から考えていた母。

相変わらずです。そして今はデイサービスに通う事、そこのコミニティーで自分の存在を見てもらいたいってなってなってるんですよねー。(母は数年前に頚部骨折。今は要支援2。リハビリ特化型のデイサービスに通っています。)


いいな。着ることって生きる意欲そのものです。

この期に及んでいまだに自己主張。

そして、買い物って新しいものを取り入れるという事ですね!!


結局、上着とバックを買って帰る道すがら

「気に入った。」とぼそっとつぶやく後部座席の母でした。


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