もしも日本からケアマネジャーがいなくなったら

もしも日本からケアマネジャーがいなくなったら


たぶん行政の仕事がパンクするんじゃないかなーと思います。

どこの自治体でも職員数は減らしてあると思うのですが、そこにいまケアマネジャーがやっている地域マネジメントのような仕事が増えてくればおそらく大パニックではないでしょうか?


ザンネンな事に仕事の質や量が報酬に反映されていないと個人的には感じるのですが、今、ケアマネジャーが行っている守備範囲はもう社会インフラと言ってよいほどです。

介護保険スタート当初のような介護サービスのパッケージではなく、壊れかけた家族の形や地域の形を補完するような仕事『シャドーワーク』がたくさんあるのです。


『シャドーワーク』についていえばキリがありません。

認知症の一人暮らし、家族はいるけど無関心、就労していて介護どころではない、障がいをもった別の家族がいる、経済的困難でサービス料を増やせないなどなど。そういったご利用者の『ちょっとした困りごと』本来であれば家族が担っていた部分を担っていただけないことが本当に増えてきました。


線引きをして『シャドーワーク』はやらない方が良いのはみんなわかっているのですが、見過ごせない、誰にお願いしようもない仕事が増えているのです。


愚痴や泣き言はあまり好きではないので、できるだけ、明るい気持ちで、楽な感じで仕事を続けたいと思っていますが、これからケアマネジャーを目指す人や続けたい人、もちろんご利用者本人や家族のためを思うと、声をあげないといけないのかなー!!と感じる今日この頃です。


明日は我が身。最期のセーフティネットがなくなると無法地帯💦

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