2025.02.17
野菜博士
野菜博士
リハビリ会議に参加したときに担当の理学療法士から
「Aさんは本当に野菜のことをよくご存じなんですよね。トマトの品種とか、F遺伝子のこととか。」
というお話をしてくださいました。
そもそも、Aさんは、野菜の専門家でしたよね。という話になりました。
現役の時は農業改良普及員として活躍されていました。
その話から、ご本人がぼちぼち話してくださったのが、大学で講義を持っていた、関東の方にも出向していた。ということ。(これは、初耳でした)
公務員として転勤が多かったのでこの家に子供たちが住んだ時期は短かったですねというお話も。
Aさんはとてもとても謙虚な方です。リハビリもまじめに取り組んでいるので効果も抜群。
ですが、能ある鷹は爪を隠すってホントねと感じるほど自慢話をしません。
いつも穏やか。悲観もしないし批判もしない。
見習うところ満載の方です。
介護サービスを受けてはおられるものの、まだまだ表現できることもたくさんあるのではないかという事で、
同席された娘さんと一緒にInstagramやったらどうだろうか。
日記をつけるみたいな感じで。という話になりました。
いいですねー。娘さんは早速スマホの交換を考えておられるようでした。
高齢となってもその人らしさ、可能性、楽しみを持つことは脳賦活の面からも効果があると考えられます。
実現するといいなあ。
個人的にAさんの野菜博士っぷりに興味があります。絶対にフォローしますよ。
せっかく今の時代を生きてるんだから、楽しんだらいいと思います。
高齢者、要介護者となると驚くほどに個別性は無視されがちです。
ほんとはできることたくさんあるのにもったいない(;´д`)トホホ