志麻さんの料理は斜め上からガツンと来る

志麻さんの料理は斜め上からガツンと来る


料理家のロマン志麻さん(フランスの方とご結婚♪)初めて知ったのはテレビ番組で伝説の家政婦として取り上げられたことがきっかけでした。

志麻さんをご存じの方のほとんどがそうではないでしょうか?


3時間で、とんでもなくおいしい料理を何品も作れるという事で取材されたようでした。

「へー、凄いな!!そんな方が近くにいればお願いしたい。」などとぼんやり考えていました。


テレビや雑誌でお見掛けするととても気になってしまう方。

なぜかなーと思ってふと気が付いた。

志麻さんすっぴんなんですよね。

だいたいメディアに出ている方は容姿にかなり気を配っているのに・・・


志麻さんが書かれた本を読んでその謎が解けたような。

一流の料理人を目指して、ゴリゴリに修行を積み重ねていた時期があったと。

恐らくレストランでお仕事されても一流になられたと思いますが、その中で『何か違う』と悩み苦しんだ果てに、

厨房から台所に至ったとのこと。

普通のフランスの家庭料理のようなものを味わってほしかった。


修業時代の知人には家政婦をしていることを知られたくないと言った変なプライドがあった時期もあります。

今は自分の仕事を誇りに思っています。


基礎理論、技術を磨き上げたその先に、家庭料理があったという事でしょうか。

料理のプロは皆さんできるのでしょうか?志麻さんは鶏やウサギをさばくことができます。

生き物を食べ物にする過程ができるって、やはり本物ですねー。私は魚をさばくので精一杯。


そこで、スッピンの話に戻りますが。

料理人は男性が多いですね。化粧品の香料は料理には不向き。という事ではないかと勝手に推察するわけです。


志麻さんの料理はいつも斜め上からドカーンと来ます。

想像を超えて。食べる人への愛を込めて。


結局は日常こそが本番。そんな境地に行きついたのですね。


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