売るか捨てるか

売るか捨てるか


何十年も前に親に買ってもらったファーと、自分で奮発して半額くらいで買ったオーストリッチのバッグ。

これが、両方とも『いよいよ、絶対に今後使わないよね』というくらい劣化した。


捨て活するか・・・と思うけれども、もともとは高価だったのと、特にファーに関してはいただいたのに悪いなと言った思いもあって、ゴミに出す勇気がありません。


そこで、フッと思いついた。

『売ってみようか。』

いくらにならなくても、もしかして誰か使ってくださる方がいたらそれはそれでありがたい。。


そこで、早速、他のいらないものと一緒に売りに出すことに。

本は大好きで、帯にひかれて買ったものの、なかなか読み進めることができず、今後も積読だろうなと思うもの数冊。もう絶対に聞かないだろうCD。そして、風力と熱が弱くて壊れていなかったけれど買い換えてお役御免になったドライヤー。結構大きな袋ひと下げにはなったのでいざ出陣。

なんだか緊張する。


戦果ですが。

目玉のバッグとファーは両方で10円(劣化など諸事情)

本はやはり新刊はやや高い。

なんと、一番高かったのは思いがけずもドライヤー。

締めて1760円でした。


何となく、行く前に『800円くらいにでもなればいいなあ』と思って出かけたので、心の中でガッツポーズ。

値段が付かないものも引き取ってくれるので手間が省けます。


何よりうれしかったのは、自分の頭の中に『売ってみよう』という選択肢が芽生えたことでした。

面倒くさがりで、ばーっと、ざーっと集めてゴミに出すのが定番でしたから。


それにしても○○オフは、沢山の人が売ったり買ったりしていて混雑でした。

「そうなのね。私が疎かっただけなのね。」


SDGsとしても再利用は良いことかもしれません。誰かの要らないは誰かには必要かもしれません。


要らない感情も引き取ってもらえると非常にありがたいのですが、やはりそれはお金を払って引き取ってもらわないといけないようです。

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