日本はどこへ向かおうとしているのか

日本はどこへ向かおうとしているのか


テレビ業界の裏側が暴露され、毎日のように取りざたされています。


果たして、これはテレビ業界に限ったことなのかとも思います。


人事や特権が、能力や必要性とは全く関係のない評価軸で日本が動かされてきたのではないかとも感じます。

実際に私のような社会不適合者にとってはとても生きにくい世の中でした。

世の中は理不尽に満ち溢れているからと自らに言い聞かせて生きてきた感もあります。


一方で、40代独身男性が 『絶望』をテーマにYouTube配信しているのを見かけます。

40代独身、非正規社員、結婚も恋愛もしたいがマッチングサイトで出会っても発展性もなく。

まじめに働いているので収入はそれなりにあるけれども将来に何の展望も見いだせない。

限られた範囲でのリア充や、自炊の様子を動画であげていて、それなりに再生回数も高いようです。


戦後日本がどこを向いて、どんな国を創ろうと思って励んできたのか・・・


若者の、非婚化・晩婚化・少子化により明らかに国力は衰退の一途をたどっています。


人口オーナス時代に突入した大ピンチの日本。

私たちは次の世代に何を残せるのか。

今を謳歌するはずの世代が『絶望』をテーマに発信しなくても良い時代にしないといけないんじゃないでしょうか。


テレビの中の1メディアの醜聞で終わらせず、我がこととして、みんながきちんと向き合う問題ではなかろうかと思います。


などと、大真面目に考える今日この頃。

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