明け方の喧騒

明け方の喧騒


夜も明けきらず、というよりは夜中じゃないかというほどの暗い時間帯に、廊下の方から物音がする。


ギシ・ミシ・・・

「誰?」と夢うつつ思うけれどもほかに家人がいるわけではありません。


ギシ・ミシは次第にスピードを上げて、キュルキュル言っています。

「だ、誰?」

と、思うけれども追っては迫り、私は誰かに追い詰められます。


万事休す。万策尽き、降参の体制・・・


ここで、はっきりと目が覚めました。

私を追いかけていた相手の正体。それは、洗濯機。タイマー通りに暗いうちから働き始めたという事でした。


昨夜、寝る前にサスペンス見すぎたかな・・・


ここ数日、朝から段取り良く仕事が始められるように、朝のルーティンと夜のルーティンを入れ替えました。

朝は、極力何もしないで、できるだけ早く仕事に取り掛かり、就業を時間通りに終わって効率化を図ろうという作戦です。


自分でたてた作戦に自分で引っかかり、敗北。

朝から半分うなされるようにして起床。


仕事を早く始めましたが、途中急患で一日のスケジュールは壊滅的になし崩し。


人生って思うようにはなりませんね。

イヤ、ならなすぎでしょ。

初めからスケジュール通りにいかせようという魂胆が間違っていました。


こうやって、出たとこ勝負、なすがままの毎日にまた戻るのです。


それにしても、犯人が冷蔵庫とわかるまで、怖かった😢

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