また、明日ね。

また、明日ね。


1995年1月17日5時46分52秒 阪神淡路大震災発生

あれからもう30年だそうです。


刻々と伝わってくる被害の全容に『これは現実のことなのか?』と言いたくなるような、本当ににわかに信じられない光景でした。

私が一番印象に残っているのが永田地区に燃え広がる火災の映像でした。

テレビのこちら側で『早く!早く!』と救援が届くことを願っていたことを覚えています。


阪神淡路震災をきっかけにその後大規模震災が増えました。

地下で変動が起きているのだろうと思います。


地震も津波も防ぎようがありません。

火事は少しは被害を小さくすることができるかもしれません。


運命や人の命も変えることは難しそうです。


人の力で何とか出来ることがあるとしたら、

『別れ際を悔いなく』終えることかもしれないなあなんて思います。


震災にあわれたかたも、前日「また、明日ね。」といって別れた人はたくさんいるんじゃないでしょうか。

明日も会える・・・そう疑わないことで、時には喧嘩別れすることがあるかもしれない。

最後の会話が悲しいものにならないように、明日以降何かの事情で会わなくなっても後悔がないように

今日の言葉を選んで終えたいものです。


そう考えると、絶対に優しい言葉で終わりたい人の顔が浮かびます。




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