2024.12.25
アトムの余白
アトムの余白
♪空をこえて ラララ 星のかなた
ゆくぞ アトム ジェットの限り
心やさし ラララ 科学の子
十万馬力だ 鉄腕アトム♪
と、つづく。
皆さんご存じ鉄腕アトムの主題歌です。
作詞は詩人谷川俊太郎氏と聞いてびっくり。
谷川さんによると ラララの部分・・・苦肉の策だったとか。
歌詞をつらつらと書いていくが、どうしても埋まらないところが出てくる。
「えーいと思って 『ラララ』を入れたら、みんなが『ラララ』を楽しんだ!! 意外でびっくりした。」
そういえば、ラララのつく歌は結構あるし
ラララと口ずさんで悲しい気持ちにはなりにくい
というか、絶好調に楽しくなりますよね。
きっと深い理由があるに違いない。誰かご存じの方教えてください。
それにしても、聞いた人それぞれのラララがありますよね。それを作者の意図を超えてみんなが楽しんだと。
瓢箪から駒ではないけれど、意図しないところに意図しないような結果が出ることがある。
意図はしないけれどそこに行きつくまでは、生みの苦しみを乗り越える。
これがやはり一流の証でしょうか。
凄くて、素敵なお話です。