わらしべ長者

わらしべ長者


お酒が飲めない友人に「おすそ分け」といって、ビールを差し出すと

「ちなみにですが、僕がお酒飲めないって知ってますよね?」と遠慮がちに言われるので

「知ってますよ。でもこれはわらしべ長者だから、何かにかえてください。」とお渡しすると

笑いながら気楽に、受け取ってくれました。


そうです、私はこんなにたくさん頂いて、どうしてよいのやらというときにはおすそ分けと言って分け合います。

当該のビールも頂き物。

先日は大量にいただいた新鮮野菜がはちみつとコロッケと煮物とお新香に大変身。


正確に言うとわらしべ長者とは少し違うのかもしれませんが、そう思うとなんだかホクホクするのでわらしべと言わせていただいています。

わらしべ長者を?とおもって調べてみると『今昔物語』や『宇治拾遺物語』に由来するのだとか・・・

知りませんでした(笑)


物の価値は人それぞれ。だからこそどんなものでも大切にしなければならないと書いてあります。


わらしべ長者の主人公の若者は、とてもやさしい青年で、相手から強引にものを奪うことなく、むしろ困っている人を助けながら交換を続けていきました。と、続きます。


物を交換することで経済循環が生まれる。

奪う事より与えることでより豊かになる。


な、な、なんと、古くて新しい。

普遍的という事か。  むむむ、深い。

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