2024.12.12
旧交を温める
旧交を温める
高校時代の友人と数十年ぶりに会うことができました。
本当に何年会わなかったか・・・
「同窓会もなかったよね。」というと
「幹事のA君がコロナ前に亡くなったからね。お世話してくれる人がいなくなったから。」
絶句・・・
A君はやさしくて元気で、いつも頼りになった。
自分が生きることに精一杯で、そんなことも知らずにいた。ごめんね。
その後も、共通の友人の話題が次から次から。
まるで、同窓会みたいで嬉しかった。
そういえば、ご利用者のBさんのお宅にはいろんな人が訪ねてきました。
かつての同僚や部下など主に職場関係の方。
Bさんは寝たきりで、ほとんど会話もありませんから家族や、来訪者同士の会話がほとんどです。
娘さんのお話によると、
「皆さん本当に楽しそうで、本人がどうというよりご自分たち同士で話の花が咲いて、元気になって帰られるんですよね。不思議です。」と。
介護されている方や病気に方には『人を集める力』があるな。
と、時々感じます。
寝てるだけでも、そこにいるだけで人が集まる理由になるとでも言いましょうか。
みんな誰かの役に立っている。
しかも、懐かしさを演出するなんて、なかなかできるものでもありません。