旧交を温める

旧交を温める


高校時代の友人と数十年ぶりに会うことができました。

本当に何年会わなかったか・・・


「同窓会もなかったよね。」というと

「幹事のA君がコロナ前に亡くなったからね。お世話してくれる人がいなくなったから。」

絶句・・・


A君はやさしくて元気で、いつも頼りになった。

自分が生きることに精一杯で、そんなことも知らずにいた。ごめんね。


その後も、共通の友人の話題が次から次から。

まるで、同窓会みたいで嬉しかった。


そういえば、ご利用者のBさんのお宅にはいろんな人が訪ねてきました。

かつての同僚や部下など主に職場関係の方。

Bさんは寝たきりで、ほとんど会話もありませんから家族や、来訪者同士の会話がほとんどです。


娘さんのお話によると、

「皆さん本当に楽しそうで、本人がどうというよりご自分たち同士で話の花が咲いて、元気になって帰られるんですよね。不思議です。」と。


介護されている方や病気に方には『人を集める力』があるな。

と、時々感じます。


寝てるだけでも、そこにいるだけで人が集まる理由になるとでも言いましょうか。

みんな誰かの役に立っている。

しかも、懐かしさを演出するなんて、なかなかできるものでもありません。

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