9月~10月は、残暑の厳しい暑さから、空氣が乾燥してくる冬の時期に向けて、大きく氣候も変わってきます。
また、近年は、台風などによる天候悪化から、お肌の状態を落とす悪くする場合も見られますので、そういったところの対策も必要になってくるでしよう。
特に、最近は「秋」の期闃が短くなって、残暑の時期を過ぎると、すぐに冬の入口まで季節が進む傾向があるように感じます。
具体的には、10月中旬頃まで残暑が続き、その後、 1 か月ぐらいの短い秋の期間を経て、すぐに気温が下がって冬を迎える、というバタ ー ンです。
そこで 9月~11月のアトピ ー ケアの注意を見ていきたいと思います。
気温・湿度の変動に注意を。
まず、アトビ ー 性皮膚炎の方の、お肌のケアを考えた場合、氣をつけたい要因はやはり氣温・湿度です。
汗ばむ季節から、長釉でも肌寒い季節に短期問で一氣に変わると、その境目では、どうしても「保水」「保湿」が不足した状況になりやすい傾向が見られます。
実際、ここ数年は、10月~11月の時期に、乾燥への対応が問に合わず、お肌の状態を落とす、というケースが多く見られました。
残暑が厳しい年は、どうしても、お肌が「弱った状態」で秋冬を迎えることになります。
角質層の水分を保つ力が弱い状態が続いていると、湿度が少し下がるだけで、角質層の水分が急激に低下します。
すると、痒みを感じる神経が肌表面まで伸びてくることにより、いつも以上に痒みに敏感になり、掻き壊しが増えやすくなります。
そこで意識したいのは「残暑のケア」と「初冬のケア」は全く別物だ、ということです。
氣温や湿度、そしてお肌の状態に合わせた、保水、保湿、保護の組み合わせのケアを上手に切り替えられるように準備をしてくださいね。