2024.12.20
大阪市天王寺区 屋内塗装工事 / (有)アタック塗研
大阪市天王寺区のオフィスで屋内の塗装工事をさせていただきました!
今回はオフィスビルの1室の壁が所々で割れているので、補修をして塗装をして欲しいとご相談をいただきました。
壁はプラスターボード張りで、パテ処理をして塗装をしていると至ってよくある仕上げだったので、どうしてもボードの継ぎ目(ジョイント)部分のパテは動きなどが生じた際に割れるという事も普通にあります。
しかし今回の割れ方は少し普通ではないと思い、実際に一部を削って確認をさせていただきましたが、大変にびっくりしました。
前回の塗り替え時にひび割れ部分の補修をマスキングテープを貼ってその上にパテ処理をしていました!
しかしこれを見て、単に手抜きという事ではなく達者な職人さんが工事したのだなと感じました。
推測になりますが、きっと補修から塗装までを1日で仕上げなくてはならない状況で、この選択肢で納めたのだろうなと感じました。
ひび割れ部分にパテをして塗るだけなら数日後には同じように割れてクレームになりますし、これならひび割れ部分は再び割れる事はないので良いと思ったのだと思いますし、パテも何度も付けずに直ぐ濡れるので、きっとその時の状況としては最適な方法だったのかも知れません。
やはり今回の割れを見てもわかるように、それだけ動きが生じているという事がわかりますし、パテ材は研磨して凸凹を均せるように作られていますから弾力性はないですので、動きがあると簡単に割れてしまう訳です。
先ずは養生をさせていただいて、割れている部分に貼っているマスキングテープを全て剥がしました。
ファイバーテープを貼り、パテ処理をしました。
作業は休みの1日しか出来ませんでしたので、時間は12時までには終わりませんでしたが、パテまでを付けて昼休みにしました。
昼休み後にはパテは乾燥していましたので、研磨をしました。
パテをした部分はツルツルになり、既存の壁と肌が変わりますのでパテをした部分を塗装して、吸い込みを止めるという事と肌を合わせるという作業を行いました。
肌を合わせるというのは専門用語になりますが、パテをした部分は表面が平らで、既存の壁はローラーで塗った柄が付いていますので、その柄と合わせるという事です。
乾燥後に全体を塗装します。
今回は超低VOC多機能健康配慮形塗料の アレスエコクリーン(関西ペイント)を塗布させていただきました。
入隅、役物廻りは塗装後に化粧でボンドコークを打たせていただきました。
この処理は内装の塗装では必要な作業で、コーキングを打ってからきちんと乾燥していない状態で塗装をすると塗料の方がコーキングより乾燥が早いですので、乾燥する段階で塗膜が閉まる際に割れてしまいます。
コーキングは先に打つのか後に打つのか? 私は後に打つ方がメリットが多いので正解だと思っています。
最後に養生を剥がして清掃で工事は完成です。
塗装工事は外壁塗装、鉄部の塗装など様々で行われていますが、やはり内装の塗装は仕上げも細かい配慮が必要ですので難しいですが、やっていて一番楽しいです。
お家の外壁塗装を専門でやっている塗装屋さんでは根本が違いますので、内装の塗装はきちんと出来ないと言っても過言ではないと思います。
塗装も様々な工事をして沢山の経験を積み重ねる事で、オールマイティに熟せて更にお客様から喜んでいただけると思います。
大阪の塗装工事、防水工事は創業35年の施工実績を誇る、有限会社アタック塗研にお任せ下さい!