宮城県のおいしい米  関村畜産 〜漢方牛の故郷〜

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関村畜産 〜震災から11年の思い〜

〜震災から11年の思い〜


震災直後の牧場

牛のエサも飲水もままならず

日に日に牛が痩せこけていきました

1日中、川から水を汲み上げ

畑の野菜も

田んぼのレンコンも

食べられるものは

全て牛に与えました

それでも必要量の2割にしかなりませんでした

しかし そんな状況でしたが

みんなに助けられなんとか持ちこたえました

沿岸部は津波によって

交通機関が寸断

道路は閉鎖

電話もつながらず 親戚たちの安否は不明

いてもたってもいられず

支援物資の米2トンと

かき集められるだけの食料を持って

被災地に向かいました

牛の搬送用の10tトラックは

救援物資運搬の許可を取り

被災地に入れるようにしました

ガソリンもなかったですが

仲間たち全員で調達しました

2000年初頭のBSE(狂牛病問題)で

廃業寸前に追い込まれた時に

支えてもらった恩返しをするために

当時は考える前に行動しました

とにかく早くと 助けるぞと


『俺の出番だ』

そう思いました

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あれから11年

【漢方米ひとめぼれ】は

支援米として今も恩返しの形で

全国のみなさんに届けております

宮城の小さい町の一農家でも

みんなの役に立てることがわかりました

もっとみんなの役に立つために

もっと有名になろうと思いました

2年前から始めたツクツクの通販は

それを可能にしてくれました

これからもどんな形でもいいから

困っている人の支えになりたいと思っております

今 苦しい時期かもしれませんが

コロナも絶対乗り越えらると信じております

あの時、生きているのが奇跡の状態で

自分がこの世に生かされた意味があります

全国にこの思いを【漢方米】と一緒に届けるために

関村畜産は走り続けます

震災11年の日に思いを述べさせていただきました

長文失礼しました


関村畜産 EC事業部責任者 関村幸太郎

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