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突然の怒りをコントロールするテクニック
こんにちは、メンタルトレーニング研究室 Mentore企画です。
つかぬことをお伺いします。
日常の中で「今現在自分は怒っているな」と自覚しながら『怒る』と言う経験はありますか?
「いやいや、自覚してたら怒らずに済むでしょ🤣」と思いました?
その通り!
自覚すれば『怒り』は抑えられるのですよ😆
自分の感情を自覚することは【感情をコントロールすること】の第一歩になります。
ちょっと想像してみてください。
心の中に感情を入れる器があるとしますね。
ここに「辛い、悲しい、心配、不安、寂しい・・・」ネガティブな感情がどんどんたまっていくと、いずれ器の外に溢れ出します。
ネガティブな感情には「忙しい」とか「痛い」なども含まれています。
もともと器の中には『怒り』という感情は存在していません。
そして、溢れ出したネガティブな感情には『怒り』に変化しやすいという特徴があります。
だって、手っ取り早いじゃないですか🤔
「あの感情もこの感情も『怒り』で表現しておけばいっか。楽だし😁 複雑な感情なら尚更面倒だから『怒り』一択でっ!」
そう、いわゆる脳の怠惰ってやつです👆
だからね、【感情と向きあうこと】を怠り続けると【惰性で怒る癖】が身についてしまうんです。
今日は『突然の怒りをコントロールするテクニック』についてのお話。
アンガーマネジメントで有名な『怒りたくなったら6秒待って』と言う方法があります。
こちら【感情的にならずに怒りを伝える方法】であって、『怒り』を【抑えこむ】とか【隠す】方法ではありません。
器の話で例えるなら【溢れ出した熱湯を湯呑に取り分けて冷まし、節度ある形で相手に差し出す】ようなもの。
つまりですね・・・
👆 根深い『怒り』はマグマのように【いつになったら冷めるのか】見当も付きません。
👆 常に『我慢している人』『手一杯の人』はネガティブな感情が【泉のように絶えず湧きだしている】ようなもの。一杯分のお湯を冷ましたところで【埒が明かない】ことは言うまでもありません。
👆 『表には出さないけれど心の中では怒っている人』のお湯は冷ます必要もなく、この方法は効力を発揮しません。
ここを踏まえた上で。
怒りの沸点が低く、ヒステリックな怒り方をしてしまう、相手を責めてしまうなどの癖を直したいと思っている方はこちら。
『6秒待って』は難易度がなかなか高い方法です。
まずは、怒りを感じたら『その場で言わない』ことから始めてみましょう。
「これは正論」「相手のため」「そんなこと認められない」「許せない」・・・様々な思いはおありでしょうが、ここはぐっとこらえます。
言いたいことは相手に言うのではなく【そのままの言葉を使って】メモに取るなどして発散します。(←これが後になって効いてくる!)
これは練習あるのみ。必ずできるようになるのでぜひお試しを。
そして、6秒とは言わず、1晩~2晩置いてみてください。
家に帰った後LINEで送るのもなしですよ。
その出来事に関することは頭から追い出すように努めましょう。
この時ばかりはリラックスすること、楽しく過ごすことに徹します。
時間を置いて、冷静になってから例のメモを見てみると、自分がどれだけ辛辣な言葉を浴びせようとしていたかを目の当たりにすることになると思います。
そして「別に伝えるほどのことでもなかかったか🤔」と言うパターンも案外多いことに気付きます。
その場の勢いで言ってしまった後で後悔したところで、熱湯を浴びせられた相手は心に火傷を負います。
相手が家族で、これが【日常茶飯事】だったら、と思うとぞっとしませんか?
『待つ時間』は、本当に相手に伝える必要があることかどうか、線引きをするための査定期間でもあるのです。
査定の上で伝える必要があると確定した案件だけ、メモに書かれている『相手を責める言葉』『否定する言葉』を【別の言葉】に置き換えて伝えます。
このように、怒りに対する理解が深まると「むやみに怒ってしまう」のを避けることができます。
『怒りのコントロール術』に興味を持っていただいた方はこちら↓
【怒りのタイプ】診断テスト
https://x.gd/ElE7J
※ 怒りの出方は人それぞれ。怒りの出方が変われば怒りの対処法も変わります。まずはご自身の怒りのタイプを知ることから始めましょう!
カウンセリングを日常に。
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