こんにちは、サカイ優佳子です。

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 味噌を木桶で作る意味

昨日、鳴門市の井上味噌醤油（株）を訪れて

味噌についてさまざまなお話を伺いました。

その中の一つをご紹介しますね。

五種類のお味噌を試食させていただいたのですが

そのうちの二つ。

「ユウキ」と「トキワ」。

まったく同じ材料で同じ時期に仕込んだ味噌とのことでしたが

トキワの方がぐ〜んと旨みがあっておいしいんです。

二つの味噌の何が違うのか。

ユウキは、新しく作った木桶で仕込み

トキワは150年使い続けている木桶で作ったとのこと。

こんなに味が違うものなの？？？？

と驚くほど違うんです。

また、プラスチックの容器で作った味噌と

木桶で作った味噌との遊離アミノ酸と

有機酸の量との比較データをみせてもらいました。

有機酸(mg/100g)

スタート時　184.1→プラスチックだと497.5

一方、木桶だと1020に！

遊離アミノ酸はスタート時575.1が

プラスチックだと1702.2

一方木桶だと2162.5!!

こんなに差がでるんですね。

木桶で作る味噌。

作ってくれるメーカーさんが

生き残っていけるように

私たちがそれを選ぶことが大事だなあと

改めて思いました。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

ご感想やご質問、お待ちしています。