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こんにゃくの煮物をおいしく作るポイント
こんにゃくの煮物をおいしくするポイント
横浜の朝は雨。
なんか、最近、もう梅雨なの?というくらい
雨が降る日が多いな〜。
先日、娘が夕飯時に遊びに来たのですが
その時にこんにゃくの煮物も作っていたんですね。
日本酒大好き、和食のなんでもないおかずが大好き、な娘なので。
そしたら、こんにゃくの煮物を食べた途端に
「おいしすぎる」「感動する」と大絶賛。
「ウチでも作るけど、こんなに美味しくできない」
といって、残ったのも持ち帰って旦那様にも食べてもらったら
彼もまた大絶賛だったとのこと。
ウフフフフ、実はいろいろポイントがあるのですよ。
1)こんにゃくは手でちぎって熱湯で5分は茹でる
2)水を切ったら、鍋でから煎りして水分を飛ばす。
ここでこんにゃくがキュルキュル音を出します。
3)そこから煮るのですが、まずはみりんを入れて絡める。
4)ぎりぎりこんにゃくが浸るくらいの昆布水と、
干し椎茸パウダーか干し椎茸の戻し汁、鰹節を加える。
5)醤油を加える。
6)7~8分煮たら火を止めて味を含ませる
1はこんにゃくメーカーさんに教わりました。
この5分は絶対やって、とのこと。
この工程が必要なのは、臭み抜きのためと水分を抜くため。
手で千切るのは、味しみをよくするため。
2でさらに水分を抜いて味しみをよくします。
昆布水は、水に昆布を入れて冷蔵庫にいれておけばOK。
昆布の粉末を入れる、でも。
昆布にはグルタミン酸がたっぷり。
干し椎茸系は入れると入れないとで差がつきます。
干し椎茸に入っているグアニル酸が
グルタミン酸を感じやすくする作用があるので
私はほとんどの料理にパウダーを少し加えるか
スライス干し椎茸をローリエ(ベイリーフ)のように一枚入れておくか
あまみがはいってもいいものには戻し汁を加えるかしています。
鰹節は、イノシン酸といううまみ成分を含みます。
これもプラス。
うまみの相乗効果でうまみ爆発ですねw。
で、最後にちょっと冷まして味を含ませてから
食べる前に温めてテーブルに。
こんにゃくの煮物を作るとき
参考にしてみてくださいね。
ちなみに、この煮汁が残ったので
豆腐と椎茸と青菜を入れて煮たら
これまた美味しかったです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
ご感想やご質問、お待ちしています。
今日も美味しい1日に!