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バーガーキングのハンバーガーの価格
日本円が弱くなって以来
海外の価格が高いとよく言われますよね。
は〜い、先日はイスタンブールの飛行場で
それをひしひし感じてしまいました。
中途半端なトランジット時間だったので、
飛行場で最後のトルコ料理を食べよう
と思ったのでした。
レストランは200m先にあるといわれたのですが
目の前のフードコートにケバブの看板が見える!
というわけで、まずはケバブをチェックして
おいしそうならそれでもいいかなと思ったのです。
さてどれにしようかなとメニューをみてびっくり。
ドリンク付きとはいえ
4500円以上!
フードコートですよ、、、。
ケバブのラップにその値段は払えないなあ〜。
もう一つピデ(トルコ風ピザ)の店をのぞくと
2500円くらいで食べられる。
といってもこんなもんですけどね。
一応2枚ついてたんですが、
絶対食べられないから近くにいた人に
1枚差し上げました。
で、ふと隣のバーガーキングをのぞいてみたら
ワッパーっていうんでしたっけ?
一番ベーシックなハンバーガー単品で22ユーロ!
泣けてきますね。
日本、がんばろ〜!
と思ったら、弟から聞いた話はもっとすごいw。
姪っ子がドバイの空港でパスタを頼んだら
80ユーロだったとのこと。
「値段を見てから注文するべきだった〜」
と泣いていたそうです。
空港は市内より高いのはまあしかたないとしても
さすがにパスタ一皿で80ユーロはないですよね〜。
さらに弟がいうには、25年前にトルコを訪れた時は
500円もあればお腹いっぱいになったとのこと。
今回、夜だと5000円でお腹いっぱいくらいだったかな〜(酒なし)。
屋台に毛の生えたようなところで食べた
ケバブのラップでも800円。
薄い生地の中にチーズを入れて焼いたギョズレメと
アイラン(塩味ヨーグルトドリンク)で
2000円くらい。
レストランって感じではなく
この店でいいの?くらいの郊外の鄙びた感じの店で。
注文受けてから火を起こす
ある意味、究極のスローフードですが。
ざくろジュースとチーズ2種入りのギョズレメ。
こちらはほうれん草とチーズ。
日本、がんばろ〜!
昨年のクロアチア旅行でも「高い!」と思ったけれど
ヨットで7泊だったので
食材を買って調理できた分安くあげることができました。
今年のトルコは外食だけだったので
外食の高さを痛感。
でもおみやげに買ってきた食材は
日本に比べてかなり安かった!
左からセージ
上がオレガノ(今回オレガノ茶がめちゃくちゃおいしかったので)
ドライトマト
スマック(漆科の酸味のあるスパイス)
サフラン
乾燥ヨーグルト(これをお湯に入れてに出してスープにするのだとか)
カヤックツアーの時のガイドのバービーがいうには
外食は信じられないほどに上がっているから
家で作るとのこと。
たまたま今日、ニュースをみたのだけれど、
トルコのインフレはひどいことになっていて
37.86%と日本の約10倍。
トルコの政策金利はなんと46%(日本は0.5%)。
ドイツ生まれ育ちのトルコ人バービー曰く
トルコは10年ごとに政変、経済暴落、天変地異などがあるから
変化の中でどう生きていくか考えるしかないよとのこと。
お嬢さんが大学にいくのにトルコの住所が必要なので
トルコで仕事をしている、と。
変化の中で生きる力、本当にこれから必要だと感じます。