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新しい概念の和牛を求めて

zoomで個別相談
大阪のこんぶ土居の4代目店主
土居純一さんがfacebookで紹介されていた映画
「ケト・サピエンスは牧草牛の夢を見るか?」
をamazon prime videoで見ました。
今や和牛といえば「サシ」。
でも本来の和牛はそうではなかった。
映画は、ある医師が
より健康な肉を求めて
牧草だけを食べて育てる「牧場」を作り
最初の出荷をするまでを描きます。
医師が各地の生産者を訪ねる中で
赤身のおいしさにこだわる
竹の谷蔓牛の生産者を訪ねる場面も。
本来は草食である牛に
無理に穀物ばかりを食べさせて
はやく成長させる。
それだけではなくホルモン剤を与える、、、
不自然極まりないと思うのです。
山地酪農で知られる
岩手県のなかほら牧場など
はやくからその方向性に
疑問を呈してきたところもあります。
https://nakahora-bokujou.jp/pages/yamachi
最近知り合った十勝の鈴木牧場さんの
焼き肉用の肉を食べた時
赤身のおいしさにうなりました。
4つのオーガニック認証をとり
牧草をえさにして牛を育てています。
鈴木さんは
「ジビエのような牛肉を目指しているんです」
と話していました。
鈴木さんのページはこちらから。
霜降りの肉の美味しさも
あるとは思うのですが
牛の本来の食性で健康に育てた
赤身肉の美味しさを
一度味わってみませんか?
氷の大地に生きるエスキモーが
野菜を食べなくても生きていけるのは
コケを食べている海鳥を食べているから
といいます。
牛は、私たちが消化できない
草を食べて生きるのが本来。
その乳や肉をいただくことで
私たちは、霜降りの牛からは得られない
栄養を取り込むことができるのではないか
そんな風にも思うんですよね。