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メールマガジン バックナンバー
人が味を感じる訳2
前に人が味を感じる2つの理由をお伝えしました。
口は外の世界のものを体内へ送り込む最初の器官です。
生きるために必要かどうか、察知できるようになっています。
舌が感じる味を「5原味(げんみ)」と表します。
甘味・塩味・酸味・苦味・うま味
の5つです。
舌にある、味蕾という器官が味を感知し、
神経を通って脳に送られて味を認識します。
甘味・塩味・うま味は生きるために必要な味として認識されています。
甘味はエネルギー、塩味はミネラル、うま味はタンパク質やアミノ酸を
接種するための味覚。
そして酸味と苦味は、生きるのに危険な味として認識されています。
苦味は前にお伝えしたように、毒をもつ食べ物を避けるための味覚、
酸味は腐っている食べ物を避けるための味覚と言えるでしょう。
口に入れ、瞬時に察知して飲み込んだり、吐き出したり。
これを食べようと意識するだけでなく、
生きていくために、私たちの脳や体は無意識のところで
様々な働きをしてくれているのですね!