御山杉染め 伊勢の神鎮まる神域、神宮の杜で生まれ育った杉が「神宮杉」と呼ばれ、自然災害などで朽ちた杉のみが、「御山杉」（みやますぎ）と名を変え、ごく稀に民間の市場に姿を現します。
この悠久の時の流れの中で育まれた稀有な御山杉を植物染料として釜で数時間煮詰め、下染めの原料として染色しました。

擦り友禅小紋 擦り友禅小紋とは、型紙に彫られた文様を刷毛で染め込んで模様を表現する「摺り友禅」の技法が用いられた小紋です。型紙を用いた型染めの方法で模様を反物に繰り返し染めた着物で、柄の大きさは大小様々です。縫い目を超えて柄がつながる訪問着などのフォーマル着物とは異なり、柄を繋げず同じ柄が繰り返し染められています。

訪問着 華やかさと品格を併せ持つ訪問着は、留袖の次に格があります。

当店では糸目友禅、擦り友禅等をはじめ、賓格のある品々をご用意しております。仕立てあがると、裁ち目をまたがり模様がつながる「絵羽模様」になるのが特徴です。

結婚式などの改まった場面では、重厚感のある袋帯に小物を合わせて格調高く装います。その他、お宮参り、七五三、入学式、卒業式等節目の祝着として装います。

きもの日和 あやの
伊勢國の伝統布×おはらい町 日本人の心のふるさと伊勢の地で「地産地装（ちさんちそう）」をご提案。

三重の伝統工芸である松阪木綿・伊勢木綿・伊勢型紙を用いて染めあげた着物を、天保十一年創業のすかや呉服店が、日本人の心のふるさと伊勢の地で、着物体験「地産地装（ちさんちそう）」をご提案しています。

手ぶらで気軽にレンタルでき、お好みの伝統キモノに袖を通して伊勢神宮への参拝や街歩きが楽しめます。
一人でも多くの方に着物の楽しみをお伝えしたいと思っております。伊勢にお越しの際はきもの日和あやのにぜひお気軽にお立ち寄りください。

松坂木綿　粋なお洒落着 江戸時代、松阪には「織物の神様」として信仰を集めたお宮があり、古代日本の一大紡織の中心地になりました。
松阪周辺は上物の木綿栽培の先進地として、江戸へと衣料革命を進めていきました。
上質な木綿に藍染をした織物『松阪木綿』は、粋を誇りとした江戸の庶民にとって、倹約令でお仕着せだった着物の中で、最大限のオシャレは“松阪縞”
縞といえば松阪もめんが代表的な物となりました。この松阪木綿で気軽に町歩きをしていただきたく『地産地装』をテーマにレンタル着物を提案しております。

オリジナル　伊勢型木綿 三重の伝統工芸伊勢型紙の文化を
未来へとつなぐ思いを込めて。

伊勢木綿に職人さんが彫ったオリジナルの型紙で
注染染めをしています。
すかやだけのとっておきの１枚です