関西ラボテューター秋の研修

関西にてラボ活動をしているテューターが集まり、オンラインを含む4つのグループが、それぞれの物語に取り組み、発表を見せ合いました。

関西は、兵庫・大阪・奈良・和歌山・滋賀・京都・福井の7つの県で活動しています。全国に点在するラボ・パーティ。転勤がよくある家庭の方にも、おすすめです。


さて、本題に戻りまして、今回の秋の研修で、4つのグループの取り組んだお話は、

1はなのすきなうし

2猫の王

3巨人シュトンペピルト

4せいなるだいちとともにあるこう


小道具、大道具、衣装など一切使わず、ジーンズとTシャツ姿で物語を体現していきます。


どの発表も素晴らしく。楽しんで作り上げてきたのが伝わってきました。また、オンライン発表は、「聖なる大地とともにあるこう」だったのですが、圧巻でした。素晴らしい。


私は、はなのすきなうしの主人公フェルジナンドにならせていただきました。花の匂いを嗅ぐのが好きな、穏やかで、マイペースで、自分の生き方を貫いている牛です。とても楽しかったです。なりきるということ。また、研修の序章では、各テューターが著書の書かれた時代背景を調べ、闘牛の意味など、さまざまなことを発表し合いました。これが、お話を表現していくのに、思考だけではなく、心が動き出します。


今回は、ラボ・テューターの大人の研修でしたが、この物語の発表は、子どもたちが常に取り組んでいる活動の一つです。仲間で話し合い、調べたことや疑問に思ったことを共有し、作り上げていきます。


用意されていることを作り上げるのではなく、子どもたちが調べたり、お話を聞き込み、感じたことを仲間と交流しながら創り上げいく、英語と日本語での物語の発表していきます。


子どもの心に響いたことが、気づき体に染み込み、成長へとつながります。自立して、自発的に意見が言えるひとへと、育っていく姿を、見守り、寄り添うことが、ラボ・テューターの勤めの一部です。


今回の秋の研修も、本気の発表が凄くよい体験になりました。

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